タイム ：5:30清水～7:15柄沢川尾根取付～9:45国境稜線～10:50柄沢山～
12:15清水
週間予報はどんどん良い方に傾き、今日は快晴になった。約束された天気とたくさんもらえるボーナスは最高！メンバーは米子沢のＷさんと同じく大宮ＡＣのＵさん。まずは我々が先頭を切ってスタート。
思ったほどの放射冷却もなく、快適に進むことが出来る。威守松山からのデブリはまだ小さく、沢までは達していなかった。大雪のせいか巨大堰堤もすんなり登り上げ、向こうに行くことができた。渓は開け、気持ち良い朝の空気が流れてきた。沢を詰めるに従い小さなデブリがあちこちから。正面には柄沢川源頭と国境稜線。さあ、登ろう！
沢の出合からアイゼンを着ける。ほどほど硬い雪面にアイゼンの刃が気持ちよく刺さる。徐々に稜線に陽が当たり始めた。振り返れば大源太山、苗場山。山が輝いている。途中から中央の尾根にコースを変えて登り、トラバース気味に進めば稜線が見えてきた。後続の方二人に声を掛けられる。Ｕさんが落としたストックのリングを拾ってきてもらった。その方はブログでよく存じ上げている先生だった。思わず感動して握手をしてしまった。先生パーテイーはこの先、大烏帽子を越え、ナルミズ沢を下り、白毛門に達し、赤倉沢を滑って上越線で帰るのだそうだ。恐るべし。
アイゼンからスキーに履き替えて山頂を目指す。柄沢山直下からゴトウジ沢に落ちる斜面が手招きしている。山頂からはまさに360度の展望だ。山、山、山。これから先辿りたい峰々を瞼に焼き付けて下山にかかる。幾分まだ固い斜面であるが、下るにつれ段々とザラメに変わっていく。思うようにターンを切って滑ることが出来る。最高だ！Ｕさんの滑りはとてもしなやか。Ｗさんと言えば奇声を上げながら沢に吸い込まれていく。最上のコンデション。
下るにつれ雪は重くなるものの、米子沢の苦行を思えばルンルンである。堰堤の乗越もトラバース気味にこなし、あと一直線。あっという間に車に着いた。通りがかった清水のおばちゃんに好奇の目を向けられつつも会心の山行が終わった。後はお決まりのあそこ。
バックに朝日が当たっている
我々の進む先にも朝日が
アイゼンが効きます
大源太山と万太郎山
何という斜面
先生Ｐ
越後の山をバックに
上越国境と奥利根
大烏帽子、朝日方面
山頂に憩う
なかなか腕を上げたではないか
しなやかな滑りのＵさん
Ｗさん、奇声と共に落ちていく
柄沢川、最高！！
えー、本日の限定麺
タンメン
ご馳走さまでした
先日の米子沢とは雲泥の差。快適な（しかし不恰好な）滑降ができました。ありがとうございました！次は…？
返信削除一週間に2回も越後に来るモチベーションに頭が下がります。Ｕさん、山のこしじも満足していただけたでしょうか。楽しい話で出来て良かったです。さあ、次はちょっと長いルートに臨もうではありませんか。
返信削除天気がいいので楽しんでるだろうな～と仕事をしながら羨ましく思っていました。
返信削除天気も雪も春らしくなり最高でしたね。次の私の休みは天気に嫌われてしまいましたが・・・。
柄沢川の急傾斜もさほど感じることなく降りることが出来ました。柄沢山から真直ぐゴトウジ沢に描かれたシュプールが見事でした。
返信削除２０１６年３月１２日（土）に同じコースに挑みました。小雪と霧で１４５０ｍ辺りで、下りました。小雪で沢が割れた箇所もありますが
返信削除何とか雪がつながっていました。もう一度，挑戦するつもりです。