2024/02/19

2024.2.17 守門袴岳山スキー

メンバー:IH KK

コース:芋鞘


ガリガリ天国

感動

完全晴れマーク。どこに行こうかと相談の上、IHさんと雪があるであろう守門袴岳に出かけてきた。前日からパラパラと雪は降り続いていたので、ひょっとしたら、山は深雪パウダーが待っているのではないかと、淡い期待を胸に。

芋鞘を6時に出発。新雪あり。雪は例年より少ないが、難儀することなく進む。林道を抜けたところで前方が開ける。背後に権現堂山を含む越後の山が、朝を迎えた。美しい。杉林を抜け、ホッシールートを登路にとる。狭い沢を直登するが、まことに急である。新雪の下はガリであり、クトーを着ける。右に左になるべく登りやすい場所を探りながらジグを切る。

このルート最大の難場を抜ければ、後はアップダウンを繰り返して、絶景を堪能しながら山頂に向かうばかり。藤平山に到着すれば、前方に主峰がドーンと姿を現す。おお!セボー!なんという展望だ。これから向かう稜線が、我々を手招きしている。大原スキーコースの合流点を過ぎると、稜線上に人影。大岳からの周回の登山者が、早くも降りてきた。

稜線上は、新雪が積もってはいるが、風に飛ばされたのであろうクラスト甚だしい。山頂を前に再度クトーを装着した。クトーの効果はてき面で、ぐさ、ぐさと雪面をとらえ、賑わう山頂に着く。写真を撮りまくり、下山に入る。大岳方面に少し下り、源頭に滑り込む。エッジを利かせて、ガリガリ音を立てて落ちていく。ギャラリーに注目されて尾根に戻る。

滑落もせず、大恥をかかずに済んだと安堵していたら、そこにホッシーさんがいた。何年ぶりにお会いするだろう。すると、その後ろにeva父さんとOさんコンビともスライド。感激だ。これだけでも今回来た甲斐があったというものだ。

斜度が緩むと、後は広い尾根をクルージング。楽しい。止めらない。どんどん離れる守門岳に後ろ髪をひかれる思いだが、あまりの気持ち良さにスキーは滑る。二度三度の登り返しに息を切らし、藤平山を通過すると山頂は隠れてしまった。だが、我々には最後の楽しみが待っている。藤平山コースの急斜面の下降だ。日蔭の雪を拾い、ゴロゴロに追いまくられながら楽しい滑降。下まで降り切らずに、途中からトラバース気味に高度を下げる。藪を抜けると、眼下に広がるオープンバーン。ストップスノー気味だが、開放感あふれる最後の斜面は、ご褒美である。

林道のトレースに乗れば、後は車までノンストップ。太腿がピクピクする。大満足感に浸りながら帰路につく。


好きな場所

浅草岳方面

急です

眼下に広がる里山

最後の急登

青空と白い雪

たおやか

自由だ

越後の山並

広い稜線

白い砂漠

山頂を目指す

バックの山に溶け込む

クトーが効く

山頂から袴越

山頂から大岳

ホッシーさん

Oさんとeva父さん

気持ちいい

どんどん下る

思いのままに

さようなら 藤平山

日影を求めて

狭い沢を

木々をぬい

雪を落とし

下は硬い

最後のお楽しみ

里山スキー

体に沁みる



2 件のコメント:

  1. お久しぶりでした。藤平山登る人はそう多くはないと思ってましたがやはりそうでしたか。ガチガチだったので我らは時間かけて青雲から周回してきました。なお藤平への登路はあの沢の右岸尾根でして、急登が短くてすこし楽かと思っています。

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  2. 有難うございます。次回チャレンジしてみたいと思います。林道を抜けたら広がりが大好きです。静かな山旅を満喫しました。

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