2024/02/13

2024.2.12 黒倉山山スキー

メンバー:TH  SO  KK

コース:板倉

レポート:KK


静かな山に木霊する

水豊かな山地

今日はTHさん、SOさん三人で板倉から黒倉山へ行ってきた。前日の降雪でパウダー三昧といくだろうか。期待に胸が膨らむというものだ。

県道を走っていると、ちらりほらりと白いものが舞っていた。朝方少し崩れるものの、天気は良い方に向かうので心配はいらない。道は徐々に細くなっていく。道路には、どう見てもタイヤショベルのチェーンの跡が残っている。まさか。しかし、そのまさかだ。前方からタイヤショベルが煌々とライトを照らして向かってきた。幸い上から降りて来たので良かったが、恐るべし柄山。

集落の端に車を止めさせてもらいスタート。深い。雪が深い。おお!なんとラッセルである。今シーズンはラッセルなどないものと思っていたら、脛ラッセルだ。雪に覆われたそば畑を横切り、光ヶ原の分岐で休憩。手入れの遅れた杉林をトラバース気味に進む。落葉樹が出始めると、沢が一気に開ける。稜線がうっすら見え始める。相変わらず雪は深い。

ブナの急登にジグを切り鞍部に出る。ここから傾斜が増してくる。時々出てくる地雷に気を付けて信越国境を目指す。稜線近くの藪をくぐれば前方に信濃の広がりがパッと目に入る。前方の鍋倉山では、雄叫びを上げて雪を巻き上げている様子が見える。黒倉山山頂からは、残念ながら頚城の山は窺うことはできなかった。

久々野峠からは岩盤のようなトレースが延びていた。超メジャーの鍋倉山だ。山頂にはたくさんの登山者が滑降の準備をしていた。さあ、我々と意気込んでいたら、THさんのブーツの金具がポロンと取れてしまった。ねじが緩んでいたようだ。SOさんの機転で無事事なきをえた。

気を取り直してパウダーが待つ斜面へ。ノートラックの中を雪煙を上げて落ちる。この浮遊感がたまらない。至福の時はあっという間だったが、満足の一本だ。そして静かな稜線へ登り返して休憩。時々ガスが湧き上がるが、視界は良好。自分たちのトレースに沿ってドロップポイントへ。傾斜はある分スキーは自由に回っていく。各々好きなように滑る。途中高田のボーダーの方とスライド。地元愛を語る。

自分たちのトレースに乗っかり、車まで自動運転、ボブスレーだ。静かな里に着く。


まずは麓へ

光ヶ原分岐

トラバース気味に

谷は開ける

まだ雲が取れない

急登

急登が続く

光ヶ原

木々をくぐって

信越国境

賑わう鍋倉山

我々も歓声を上げて

下へ

最高です

鍋倉山の象徴

第二ラウンド

THさん好調

自由自在

山スキーだ

スプリットの高田の方

林を抜ける



0 件のコメント:

コメントを投稿