2021/04/22

2021.4.21 菱ヶ岳山スキー

メンバー:KK

コース:グリーンパーク~


東頚城郡の名峰

春山到来

平成の大合併で、我が東頚城郡は消滅してしまった。あたかも既成事実のように十日町市となってしまったが、心は東頚城なのである。合併から既に20年近く経とうとしているのに、未だ東頚城を馬鹿にしている一部の年寄りがいる。それが十日町だけかと思っていたら、上越市にもあると聞いたことがあり、こんなに時代が進んだのにと溜息が出る。「偏見」ってやつでしょうね。

 

ゲレンデ末端から登りたいと思っているうちに、暖かい日が続き、あっという間にゲレンデの雪は消えてしまった。結局去年と同様にグリーンパーク付近からの出発となる。積雪は今年の方が断然多く、切れている個所はなかった。足が重く歩みは遅かった。それでも、ゴンドラ山頂駅付近から調子が出てきて、山頂だけではもったいないと思い、信越トレイルルートに行ってみることにした。

沢を詰め、尾根を少し登れば信越国境稜線である。正面に先週の苗場山がどんと控える。更に鍋倉方面に向かうと、妙高火打~高妻の山並みが春霞の向こうに見えた。稜線上にはまだ雪は多く残っていて、スキーを蹴って縦走できそうな雰囲気だ。山の多くはお椀を被せたような山様で、里山の優しさがにじみ出ているようだ。

稜線からいったん下り、菱ヶ岳へ向かう。整ったブナ林を登っていけば、山頂はすぐそこ。切れ落ちた淵から須川集落が箱庭のように俯瞰できた。残念ながら我が刈羽黒姫山は、霞んでよく見えなかった。しばし休憩の後、山頂から滑り始める。崖の右寄りの急斜面を落ちていったが、雪が緩んだおかげで危なげなくゲレンデに合流できた。後半はゲレンデ滑走で楽しむことができ、車横づけで締めくくれた。

里はすっかり春本番で、あちこちで農作業が盛んに行われていた。さあ、帰って俺も百姓だ。


朝活

途切れづに

ゲレンデの雪は豊富

昨年4.25日
地元Uさんの後ろ姿

面白い地形だ

信越国境へ

昨年

ゴンドラは休止だそうだ

信越トレイルから菱ヶ岳

苗場山

妙高火打~

野々海方面

道標

山頂下のブナ林

ザ・中山間地

お参りをする

ナイスザラメ



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