タイム:板畑8:10~桑畑跡8:45~尾根10:15~山頂11:45~板畑14:20
メンバー:MY NI KK
レポート:KK
今日は正面から |
日本は山国だ。そして我が地域は、その代表のような地域だ。ああ、何でこんなに山なのだろう、と思わされた山行だった。決して卑下しているのではない。胸を張っているのだ。
故郷の山「刈羽黒姫山」第2段。石黒地区板畑から尾根縦走だ。今日は埼玉からMさんを迎えて出発する。「おまえた。どこにいかんだい」と地元の人に問われ。「黒姫に登ってきます」「へ~、すきだの~」と送り出してもらった。農道の道型を進む。真っ青な空だ。最高の山行日和である。
1時間余り登ると、桑園跡。昔と言っても50年位前。どこの集落でも蚕を飼っていた。そうだ、思い出せば自分の家でも、もぞもぞと蚕が家の中で這っていたなあ。杉林を潜り、まばらなブナの間を登りつめれば稜線だ。米山さんが優美な姿を見せてくれる。その奥には日本海。大きな船が航行しているのが見えた。そして眼を右に移せば、頚城山塊から高妻、乙妻~苗場山~谷川山塊。どこまでもつながる白い山々。う~ん、マンダ○!
顕著なピークを越え、一旦下る。尾根は細くなり、雪庇が大きな塊となって迫ってくる。尾根を回り込むようにトラバース。更に小尾根を越えて2度目のトラバース。雪玉がコロコロたくさん落ちていく。やっと安心できる台地に上がれば山頂は近い。大きなブナ林を抜ければピークだ。1週間に2回の登頂。
避難小屋の陰で熱いカフェオレを頂き、暫し休憩。谷からの巻きこむ風が冷たい。名残惜しいが下山することにしよう。緩い尾根筋を滑るとトラバース地点。さっと通り抜けていく。そしてシールを貼り直して登り返す。顕著なピークからの眺めは最高だ。言うことなし!そして一気に腐った雪面にシュプールを刻んでいく。強い日差しに雪はべちょべちょ。つんのめりそうになりながら県道まで一直線。充実の山スキーだった。
県道から目指す稜線
農道の上を行く
山が近づく
誰もいない
静かだ
課題は方向転換
稜線は広い
米山さん
優美だ
一旦大きく下る
苦難を乗り越えて山頂に立つ
霞んでいるが三山
とにかく端から端まで山々が良く見えた
緊張のトラバース
脳が活性化した
湿雪には負けられない
楽しい滑り
湿った雪が好きだ?
一直線に!
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