コース:種苧原~萱峠~
タイム:種苧原~萱峠~花立峠~鋸山~牛魂の宿~種苧原
レポート:KK
最高の一日だった |
誰にも一つくらい拘りの山があるだろう。それが遥か高山だったり、裏庭の先の里山だったり。そう、この人「TMさん」のこだわりは東山山系の鋸山だ。今日は、私の快気祝いも兼ねて頂き、展望抜群の萱峠経由で向かった。以前の経験からちょっと藪と細尾根が心配だったが。
段々と調子も出てきて(心配もあるが)連チャンで疲れ気味だが、気持ちのよい青空に誘われNIさんと車を走らせる。山古志は雪が多かった。昨日は火祭りのイベントがあり、花火打ち上げ後の残骸があった。目指す尾根はすぐそこだ。しかし、尾根に上がってからが長い。崩れそうな雪庇の端を横切ったり、落ちたら、まず大けが間違いなしの稜線を行ったり、幾段もの段差を乗り越えたりと疲れが倍増。こだわりの「TMさん」敢えてトラバースをせず、真直ぐ忠実に尾根を伝う。
山頂は遥か遠く、はたして辿りつけるのかと不安。そして幾多の試練に耐え、右手に広がる守門岳~浅草岳~三山の絶景に慰められながらやっとこさで鋸山に着いた。満足げなかの人。しかし、我々は今来た道を戻らなくてはいけない。こだわりの「TMさん」にお願いして、帰りはグレートトラバースにしてもらった。それでも道のりは長く、牛魂の宿に着く頃には、腹が減ってしょうがなかった。
昼食は展望台の中で、TMさん持参のモツ煮を頂く。熱々の豆腐、そして少ししょっぱめの汁、アクセントのネギ、最高のモツ煮が身体に染みた。美味い!美味い!を連呼。いつしか空は怪しげになり、去りがたいが下山することにした。
会心の滑りは、ごく短いものだったが、山に浸った心は充分に満たされた。
奥に見える尾根が東山山系の尾根
前回より遥かに雪が多い
斜面をトラバース
遠くに鋸山
え~遠いぜ!
左側注意
落ちたらただではすまない
段差多数
風が強いのだろう
ここが山頂
後ろに広がる長岡市街
牛魂の宿に向かってゴー!
噂のモツ煮
素晴らしいロケーション
師匠が飛んだ!
ザラメ最高!
テレマーク魂
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