2022/11/06

2022.11.6 野々海峠(チャリ)

メンバー:KK

コース:大厳寺~深坂峠~野々海峠


古の峠へ

やって来た


「浦田の深山に雪が降ると、蓬平にも雪が降る」と昔から言われていた。信越トレイル稜線の下の地域のことである。そして、本日第一目標の「深坂峠」。かつて、越後浦田村と信州白鳥村を結んだ峠。歴史深い地だ。自分の地域の真正面に見えるこの峰を目指して行こう。

朝は寒い。合羽を着こんで大厳寺キャンプ場にチャリを走らせる。風が冷たく、手足の指が痺れた。松之山の中心街から温泉入口。太陽の陽ざしを受けて一休み。そこから大厳寺までは登り一辺倒。休み休み何とかキャンプ場に着く。暫く傾斜の緩い林道を進む。ブナの紅葉が綺麗だ。傾斜がきつくなる頃天水山の登山口に着いた。信越トレイル新潟県側の下山口である。その先林道は災害のため通行止めになっているが、自転車は問題なく通ることができた。

稜線下の長いトラバースの道路を漕いでいると、右手方向に谷を隔てて刈羽黒姫山、米山が姿を現す。自分の集落を探すも、幾重にも重なる山並みで特定できなかった。落石やぬめりのある道を漕いでいるうち深坂峠に到着。上越国境~越後三山~毛猛山塊。澄み切った空気で遠くまで見渡すことができた。

峠で一服したのち、信越トレイルを野々海峠まで歩く。葉を落とした大きなブナが、山一帯に広がっている。晩秋、カサカサと落ち葉を踏みしめて歩く。ここにもうすぐ雪が降り、長い冬がやってくるのだ。帰りは、野々海池の湖畔を回っている林道を歩く。写真を撮っている人、バイクを走らせる人とスライド。

再び深坂峠にて一休み。景色を十分堪能し、下山。自動運転のチャリであるが、滑りそうで怖かった。途中、小さな集落を巡りながら、近づく冬を感じつつ帰路についた。


寒い!

松之山

分岐。ヒルクライムが始まる

大厳寺キャンプ場

ブナのトンネル

天水山

あっちからこっちが見えるが

深坂峠までの距離

澄み渡る

どこまでも

馬頭観音

葉は落ちている

快適な道

野々海峠

冬近し

野々海池



0 件のコメント:

コメントを投稿