2020/07/13

2020.7.12 風谷山

メンバー:TM(みちぐさH) KK

里山の参道を辿る心旅

神様、仏様に祈るばかりだ
新潟県でも、まだまだ訪れたことがない場所がたくさんある。梅雨空が続く今でこそ、いろんな場所に赴いてみたらいい。なにか新しい発見があるかもしれない。そんなわけで今日も、TMさんご推薦の夏草茂る里山に来てみた。

雨である。九州地方や岐阜、そして若かりし頃お世話になった上高地でも大きな災害が発生しており、住民皆さんの苦労を思うとやり切れない面もある。日本全国いつどこで災害がやって来るか分からない時代になった。

雨の中、長岡市栖吉の国道のぶっとめまで車を走らせる。東山山系登山の起点だった。そこから少し戻り、風谷山登山口へ。当初藪尾根を回って鋸山周回を目論んでいたのである。草薮に覆われた道を傘をさして進む。まずは不動滝を見に行く。いろんな経緯で、現在は荒れてしまった社を通り過ぎ、不動滝落ち口へ。雨の為だろう水量が多い。岩を削って足場がある。晴天時は滝を下から拝むのであろう。大岩に不動明王様が鎮座していた。

感激に浸って登山口に戻り、いよいよ登山開始。あくまでも登山道ではなく「参道」なのである。大きなスギ林の中を登っていく。目安となる箇所に石仏があり、こちらを見ていた。思わず手を合わせたくなる。草丈はどんどん高くなり、足元が見えない。明瞭な尾根に辿り着き、トラバース気味に巻くと、数段の石の階段の向こうに小屋が見えた。地元山岳会の小屋らしい。個人的な小屋なのか、中に入れない。残念!

山頂の石仏は草に覆われていたので、周りを綺麗にしてきた。鋸山方面の偵察に少し下ってみたが、道は藪の中に消えていた。降りしきる雨の中で、練習を兼ねてツェルトをはってみる。よもやま話をしながら、ちょっと早い昼食を摂る。

下山も危ない。見えない足元と滑る参道に足を取られ、尻餅をつく。終始降っている雨のなか登山口に到着。駐車場で天狗の清水を飲み英気を養う。

その後郷土資料館を探すも、行きあたらず、時間も早いので「献血」に行った。コロナの影響か人は少なかった。

スタートである

登山口

かつて賑わった社

不動滝に降りてみる

大岩に鎮座するお不動様

参道を行く

小屋

山頂

気持ちの良い杉林を下る


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