2019/12/17

2019.12.16 小松原湿原山スキー

メンバー:KK
コース:大場~小松原林道
タイム:大場6:15~便所9:25~下ノ代9:50~下ノ代10:40
            ~小屋11:25~便所13:10~大場14:30

遠い小松原湿原
寡雪の定番「林道山スキー」第1弾は、地元小松原。先々週の雪で、林道には残っているであろう貴重な雪を求め向かった。大場集落から林道に入るべく準備をする。林道の入り口には、ここからは入ってはいけません、的に除雪された塊が道を塞いでいた。さあ、出発と意気込んだその矢先、塊の先雪はなかった。林道下部は積もっていなかったのである。履いたブーツを脱ぎ、圃場地入口に戻る。ダムに引いている水の管理道を再出発。

管理道の水平移動から林道に入る。所々出ていた石も徐々に姿を隠し、一人延々と続く林道を行く。便所まで8km弱の行程だ。標高が上がるにつれ、朝霧に覆われた妻有郷が谷の向こうに見える。途中、ショートカットを試みるも、やはり藪は濃くて無駄な努力と知る。雪は薄っすら新雪。朝日に照らされ、きらきら光って綺麗だ。

仕事で何度も通っているので大よその距離感はあるが、いささかうんざりする。坂を登りきると緩く下り、便所に到着。長かった。後は登山道に沿って湿原を目指そう。木道と思われるところを、小枝のパンチを掻い潜り下ノ代。やっと山に来た感が湧く。体が覚えているのか、夏道通りに足が向く。

下ノ代を抜け中ノ代。三つ山が見え始める。最後の坂を登りきると湿原がド~ン!雪原の彼方に三山が白い。池塘が散らばる夏もいいが、白銀の湿原もいい。かなり満足したが、それでも小屋まで行ってみようと足を延ばす。小屋前の小川はカチンコチンに凍っていた。小屋の前で60cm弱の積雪。火器も持ってこなかったので帰路につく。

それでも帰りは早く、便所にまで時間はかからなかった。そして、いよいよシールを剥ぐ時が来た。藪や深く掘れた登山道に試練を与えられたが、今日は何という解放感。どんどん高度下がり、30分で林道終点。そこから横移動で車に到着。疲れたが満足の一日だった。

ここを右折する
遥か彼方に
いいね、雪山林道!
月が残る
鉄塔の向こうに三山
それに連なる守門方面
便所
下ノ代
ブナ林
中ノ代
上ノ代
湿原横断
避難小屋


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