2019/05/02

2019.4.30 苗場山山スキー

メンバー:NI KK
コース:小赤沢~北面
タイム:上ノ原分岐6:20~駐車場7:00~北面9:25~
       山頂10:15~分岐11:55
レポート:KK

十日町の最奥「霧ノ塔」

昨日の余韻に浸りながら、INさんを強引に誘って苗場山に行ってきた。多分人もいず、静かな山行になるだろうと思った。予想は当たり、実に心落ち着く山旅となった。

秋山郷に続く細い国道を小赤沢へ。苗場山は大好きな山だが、どうもこの国道の運転が苦手で、足が遠のいてしまうのだ。INさんの愛車は、どんどん進み、小赤沢で苗場神社にお参りして林道に入る。雪が多い!両脇は、アルペンルートには負けるが、車幅1台分しかないので、対向車が来たら終わりだ。上ノ原分岐まで緊張の連続だった。

分岐に県外ナンバーの車が4~5台(自分たちも県外だった)。登山者の姿はなく、朝が早かったようだ。スキーを背負い3合目駐車場へ。つぼ足、スキーの踏み跡多数。昨日のものだろう。駐車場から左に回り込み、急斜面を上ると4合目付近。後はダラダラとダケカンバも森へ。

しばし休憩の後北面を目指す。山頂からダイレクトに滑ったボードのトレースが4本ほど。その沢を行けるところまで詰め、苦しくなったところで左に進路を取る。登りやすそうな斜面を左上し、北面に向かう。猿面峰、霧ノ塔が間近になってきた。広い北面を右方向に大きくトラバース気味に登る。背の低くなったシラビソの陰でスキーを背負う。最後は、急斜面をじりじりと這い上がり、山頂台地に到着した。

まだ雪に埋まる小屋を右手に、左寄りに進むと苗場山山頂に到達。多少雲が上空にあるものの、妙高山~火打山~北アルプス、昨日の巻機山方面など展望は効いた。ぽかぽかと暖かい。ああ、コンロを持ってきてコーヒーでも沸かせばよかった。

そして今日のメインに入る。北面の出だしこそ急斜面であるが、雪もそこそこに緩んでいるので恐怖はない。霧ノ塔に向かってジャンプターンで滑り出る。大斜面に大きくターンを切り滑り込む。何と気持ちの良いことか。途中から左に移り、再度急な斜面を滑り、徐々に頂上直下の沢に入る。ボードのシュプールと悪雪にスキーを取られながら、ハーフパイプを楽しむ。ダケカンバの森を抜け、今日は小赤沢川の源頭部を下る。高度を落しながら左寄りを意識する。駐車場が見えてきたところで、高度をあまり下げずにトラバース気味に滑ると林道に出た。

そこから、無理をしないで素直にスキーを背負い、車まで戻る。いい山行だった。
雪の回廊を行く
雪原の駐車場
雪に埋まる便所
シラビソの森を抜ける
ダケカンバの森と猿面峰
ハーフパイプを登る
霧ノ塔と日蔭山
最後の急斜面
俺はやったぞ~
雪に隠れるる小屋
INさんが行く
大斜面を滑る
天然ハーフパイプは足にくる
よれよれ
愛車に到着
苗場神社に安全祈願



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