2019/05/07

2019.5.3 乙妻山山スキー

メンバー:KK
コース:笹ヶ峰~
タイム:乙見湖4:50~製材所跡6:40~乙妻山9:50~乙見湖12:35

待っていてください
ホッシーさんの記録を頼りに、今季課題の一つ「乙妻山」に行ってきた。ポイントは、いかに我慢強く山頂を目指すかだ。単独ということもあり、どこかで心が折れなければよいが。快晴の笹ヶ峰を出発だ。

朝家を出るのに不安があり、前泊とした。始めキャンプ場駐車場に泊まろうかと思ったが、車が多く、星の観測をしている人の話し声もするので、ダム管理等近くの駐車場へと移動した。朝四時起床。おお!笹ヶ峰とはこんなところだったか。訪れるのは数十年ぶりぶり。ダム管理道を渡り、階段を登ってスキーを履く。

さあ、ここから長い、長い道のりのスタートだ。初見であり、素直に散策道沿いに進む。途中雪が切れていたりで、もう少し良いルートどりをすべきだった。所々現われる道標に導かれ、やれやれと溜息をつくころ、地図上にある「製材所跡」に到着。あちこちに「小学校跡」「病院跡」「事務所跡」などの看板。かつて林業が盛んだった頃、ここに小さな集落が存在していたのか。どんな生活をしていたのか。興味が尽きない。

氷沢川左岸の支流沿いを辿り、いよいよ乙妻山へ一直線。沢には、春の清らかな水が流れている。沢は徐々に開け、正面に山頂まで続く大斜面がお出まし。これがうわさに聞く斜面か。直登で行けるところまで登り、今回は敢えて右側の尾根に上がってみた。焼山など名峰を見ながらの登高を狙ってみた。案の定、右手に名だたる頚城の名峰、美峰が肩を並べていた。

急登の最後は、高妻山からの尾根に上がり、そして山頂に到着した。がんばった。下を覗くと単独行の方が登ってきている。景色を十分堪能したら下山である。山頂から飛び込み、適度にザラメ化した雪を滑った。止まり止りしながら心行くまで滑りを楽しむ。だが、至福のひと時はあっという間に終わる。後は、あまり高度を下げず、尾根の根元を下っていくのみ。

束の間の快楽を得た後は、ただ乙見湖へ向かうだけ。小さな尾根を越えたりしながら、、ひたすら前へ、前へ。見覚えのあるブナ林に着いた時は、疲労困憊だった。しかし、湖の向こうに佇む頚城の峰々を見た時には、辛さを忘れてしまい、来てよかったとしみじみ感じた。

笹ヶ峰に朝がやってきた
気持ち良い広葉樹の林を進む
かつての製材所跡 歴史が知りたい
おお!乙妻山様
この山域は巨樹が多い 
全景
途中から妙高山が姿を現す
大斜面が広がっていた
妙高山~火打山
昨年登った高妻山 凛々しい
山頂到着
雨飾山
ここを滑ってきた 快感
戻ってきました ありがとうございました


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