2016/11/01

2016.10.30 谷川岳周回

3:30土合P 5:10白毛門 5:50笠ヶ岳 6:45朝日岳 7:00JP
7:45清水峠 8:20七ツ小屋山 8:50蓬峠 9:30武能岳 10:35茂倉岳
10:50一ノ倉岳 11:40谷川岳 13:15西黒尾根登山口 13:30土合P

2015年4月にスキーで辿った登川源流周回に続いて湯檜曽川源流周回。いわゆる谷川連峰馬蹄形。今年はいつになく夏道を歩いたが、その締めとして少し長めのコースを歩き、冬に向けた体力づくり。

暗闇の中歩き始める。松ノ木沢の頭辺りから木や岩の表面に氷が付着しだす。白毛門に着いてもまだ真っ暗、闇に霧氷が浮かび上がる。笠ヶ岳の手前でヘッドライトなしで足元が見えるように。避難小屋には宿泊者の気配。

道は霜、霜柱、凍結。岩も地面も凍って滑るためそろそろと進む。朝日岳で気温マイナス3℃。北西の冷たい風が吹きつけて冬が近いことを感じる。まつ毛に霜が付着する感触が懐かしい。運動による産熱と冷風による放熱が平衡し、体温がほどよく保たれ実に心地よい。いくらでも歩けるような気がしてくる。今年こそこの調子で順調に冬が訪れて・・・、くれるだろうか。

白毛門からずっとガスの稜線を進む。登り始めに数人の先行者に会った他は蓬ヒュッテの管理人が冬囲いをするのを目にしたくらい。武能岳を過ぎるとガスが晴れ、霧氷で西面が白く染まった山々が姿を現す。

茂倉岳を越え、一ノ倉岳を過ぎると徐々に登山者を目にするようになり、谷川岳に近づくにつれ老若男女で賑やかになってくる。
この日は珍しく何人にも話しかけられた。曰く、「その格好で寒くないの」、「手袋持ってないんですか」、「そんな薄着、信じられないよ」など。言われてみれば確かに、夏シャツ1枚の人はどこにもおらず、腕まくり姿も目に付かない。なぜだろう。一応、手袋もカッパも持ってはいるのだが。

西黒尾根を下るにしたがい季節は秋の盛りに戻っていく。落ち葉を踏みしめるのも気分がいいものだが、もはや気分だけ季節が先に進みつつある。早くラッセルが・・・。


朝日岳の手前

蓬峠付近の池塘

武能から茂倉、一ノ倉

武能


武能から一ノ倉、谷川

朝日岳、湯檜曽源流、奥に巻機




3 件のコメント:

  1. 冬って感じですね。今年は幾度か周回山行をしましたが、じっくり地図をみていると色んなコースが設定できるものだなあと感じました。今年の雪は平年並みとか。まずは11月中に1本行きたいものですね。

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  2. 写真だけでも身震いしそう。こんな中で夏の装いでは浮きまくりでしょうね…。

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  3. 今年の秋に行こうと思っていた谷川岳馬蹄形、先を越されました。私には日帰りは無理なので、来年こそは1泊泊まりで楽しみたいものです。それにしてもあの風景の中でなんで夏ファッションなんでしょう?体、どうなってるの?

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