2016/11/14

2016.11.13 大兜山(雨量計まで)

メンバー:MK(清津) KK
コース   :野中不動尊~ジロト沢~重松越路

みちぐさ山の会のIさんの山行報告に刺激され、20年前を思い出す。その頃浦和浪漫にかぶれ、遠く及ばないと知りつつも会が辿った山、沢をかじっていた。そんな折Iさんの報告書を見て、いつかやってみたいと思っていた牛ヶ岳~大兜山の山スキーの偵察も兼ね、ちょっと酒の香りが残るMKさんと歩いてみた。

野中沢滝沢は途中まで数回行った。確かその当時は野中不動尊まで車で入れなかっただろうか。今回は巨大堰堤が不動尊の下にどんと鎮座し、そこからのスタートとなった。ジロト沢までは立派な道が付けられており、このままずっと立派な道が続くのではと期待したものの、その後はとぎれとぎれとなり、渡渉すること数回。ピンクテープに導かれ、トラバース、直登、トラバース、直登を繰り返す。

昨夜の酒が汗となって滴るMKさんの顔に、早くも大兜山の山頂は無理のサイン。さらに登山道脇のなめこを発見した時点で途中撤退が決まった。急登はまさに急で、長いロープがこれでもかと続く。なかなか稜線に着かない。沢の向こうにジロト大滝が物凄い落差で水を落している。そしてようやく重松越路と思われる峠に到着。藤島玄監修の「越後三山、只見集成図」には下津川に降りる道が破線で繋がっている。どんな地域に歴史があるのだろう。

稜線上は快適な道で、ネコブ山からの銅倉尾根、越後三山、正面には上越国境の山々が青空の中くっきりを見える。雨量計に着き、その先は藪山と化し、遥か大兜山はまだまだ遠い。既に心はなめこに移っていた。しばし景色を堪能した後は、もう下るしかない。秋の恵みをいただきつつ駐車場へ。せっかくなので野中不動尊にお参りし、更に時間も早いので一路こしじに向かった。充実の一日となった。





いつの間にやらこんな巨大堰堤が
ここからスタート











野中沢を渡渉
私は長靴











まさに急登
昨日の酒が汗となる











なめこ発見と共に元気が出る













長いアプローチの末稜線に出る
素晴らしい景観










ネコブ山
積雪期にまた訪れたい












雨量計から大兜山
越後の藪だ











中ノ岳を正面に下山開始







ジロト沢のスラブ











ジクはむしってはいけない、と言いつつ丁寧にナイフを入れる









野中不動尊にお参り
これからの安全登山を祈念する











今日の限定麺
「酒粕味噌ラーメン」
美味しくいただきました



2 件のコメント:

  1. 昨日は寄っていただいてありがとうございました。大兜山も天気が良くて最高でしたね。今シーズンも楽しみましょう。

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  2. おはようございます。人生何かとありますが、頑張って行きましょう。早く雪がたくさん降りますように!

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