2016/11/22

2016.11.22 刈羽黒姫山

メンバー:KK 麦麦おとうさん
コース   :磯ノ辺~刈羽黒姫山

仕事がらみということで、午前中でかけてきた。磯ノ辺キャンプ場からが一般的だが、かつて集落の圃場田から回り込むように道が延び、黒姫峠に達していた古道を探るものである。周回ルートになりうるだろうか。

福島沖地震で、あの時の悪夢が甦る。災害は忘れたころにやってくる。雨の中、麦麦父さんと待ち合わせし、キャンプ場に向かう。辺りはすっかり初冬を思わせるが、気温は高めである。Iターンの麦麦さんの半生などを聞きながら登山道を進む。

今年から黒姫山登山道を整備し、地域の活性と交流を目的に活動を開始した高柳の有志。少しでも力になれたら。なんせ、黒姫山は私達とは切っても切れない山であるから。山頂までは1時間弱。雨も上がり、周りの景色も見え始める。鵜川神社を白倉方面に下ると黒姫峠に着く。

峠というくらいだから、その昔はここを越えて清水谷方面へと人々は歩いて行ったのだろう。その歴史が知りたい!「いそのへ」と書かれた地蔵様を左に下る。踏み跡程度を期待したものの、濃い藪はその形跡すらも残してはいないようだ。この古道を復活させることは、ちょっと難しそう。準備不足か。

そそくさと敗退の藪を漕ぎ、登山道に戻る。鵜川神社の前で休んでいると、下から奥さんと友人が登場。再び山頂を踏み、パンや暖かいカップ麺をいただき、世間話に花を咲かせる。楽しい時間だ。フカフカの落葉を踏みしめて下れば、あった、あったなめこ。晩の味噌汁の具に少しとらせてもらい駐車場へと下る。

調べれば調べるほど人の営みの歴史は面白い。今度は、地元の古老に話を聞いてみたいものだ。





正面のコルから沢に降りる道があったらしい











雨も上がり、山頂へ向かう











山頂にて










鵜川神社から清水谷登山道を下る










笠を被ったお地蔵様
左側に「いそのへ」とある












黒姫峠










奥さんと合流











美味しそうななめこ群

2 件のコメント:

  1. 地元の山はいいですよね。今年の冬は刈羽黒姫も行ってみたいです。しかし雪降りませんね…。去年(今年か)のようにならないといいのですが。

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  2. う~ん。それが一番の心配です。もやもやの日々です。

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