メンバー:KK(単独)
コース :田小屋~藤平山~守門岳
タイム :7:00田小屋~9:05藤平山~10:40守門岳~長い休憩~12:45田小屋
今日からシルバーライン開通。駒ケ岳は賑わっていることだろう。当初の計画の日向倉山は中止となり、昨日に引き続き守門に向かった。藤平山からのコースをぜひ試してみたかったので(多分にホッシーさんに影響されているのですが)一人また車を走らせた。
初見であり、土地勘もないのであえて暗闇を突っ切るわけにもいかず、明るくなってから出発。林道やら水田らしきところを横切り、地形図にある尾根らしきところに取り付く。湿りっけたっぷりの雪にシールが張り付き、急傾斜も直登である。快調に高度を稼いでいたが、主尾根に乗っかた先が藪の気配。案の定雪は途切れていた。藪を漕ぐ勇気もなく、尾根を迂回する。雪を拾いつつ、やっと元の尾根に戻る。隣の雪渓を登ればよかった。
稜線に出ると視界が一気に開け、守門連山が目に飛び込む。視界は昨日よりいい。方々の山がすっきりと見える。決して滑り重視のコースではなく、いくつかのアップダウンを繰り返して守門岳に近づく。気温は上がり、ちょっと足を止めるとシールがずらなくなってしまう。非常に重い。ふと目を本高地沢対岸にやれば単独の方。オカバミ沢から上がって来たのだろうか。
喘ぎ喘ぎやっとで山頂到着。眺望が素晴らしい。休んでいると先ほどの単独の方が到着。聞けば今は活動をやめている下田山岳会の方だった。更に聞けばほとんどの下田の沢、山を歩いているとのこと。更にもっと聞けば岩魚の生態を求め、遠く南、北アルプスの沢を単独で遡行しているとのこと。更にしつこく聞くとかつての浦和浪漫山岳会にも情報を提供していたとのこと。オタク全開で話が弾んでしまった。本日Gさんは守門岳の北面を滑り、登り返すのだそうだ。いやいや、いい出会いで興奮気味のまま私は下山。
本高地沢の源頭を滑り、ほとんど滑らない尾根を降りていくと4人組に出会う。聞けば、なんとトマの風の皆さんだった。会山行で守門集中だそうだ。またしてオタク全開。年報など購読していますなど興奮してしゃべってしまった。変なおじさんと思われただろうか。
最後の楽しみは藤平山からの滑降である。ところで現在地図に示されいる藤平山は、藤島玄監修「越後三山・只見集成図」では東藤平山となっており、1028mピークを藤平山としている。地元の方はどう呼んでいるのだろうか。興味のあるところである。閑話休題。斜度は幾分急であるが、適度にザラメ状であり快適に滑ることが出来た。途中からトラバースして朝登ったトレースに合流。後は一路車へ。
良い天気、初めてのコース、思わぬ出会い、美味しいラーメン(政吉)。今日は最高の一日になった。(文章がくどくてすみませんでした)
町は午前中霧に包まれていたそうだ
権現堂山を望む
急登が終わる穏やかな尾根へ
主稜線に出ると守門連山
守門岳と本高地沢
源頭を少し滑る
眼下に大原スキーと牧場跡
袴腰にスキーを背負った2人の登山者
辿った尾根と本高地沢
藤平山からの素晴らしい斜面
そして尾根取り付きの斜面
集落から見た全景
このありさま
斜面をトラバース
浅草岳
TMさん、明日はツアーガイドとか
はじめまして。細革テレと申します。袴腰の二人はどうやら我がチームのようです。当方からは逆に「守門本峰」の登山の様子を視認出来ました。藤平コースは、奥深いツアールートですよね。
返信削除おはようございます。大岳の賑わいを横目に、静かな山頂でした。袴腰に登りつめる姿がかっこよかったです。今期も果たしていつまで滑ることが出来るか。残雪を求めて放浪です。
返信削除ツアーは雨で中止でした(T△T)
返信削除皆さん、山で出会いがあっていいなー♪