2015/04/27

2015.4.25-26 小松原日蔭山山スキー

メンバー:SH、TU、SI、TM(ゲスト)、26日KK、MK(清津)
コース   :グリーンピア津南~小松原

(25日)
初山泊まり。SHさんの70Lを使わせていただく。ザックの大きさ、重さに驚く。7時にグリーンピア集合。KKさんがお米を持って車を回しに来てくれる。KKさんとは一旦ここでお別れ。明日朝小松原の小屋で集合。

荷分けで大分手加減してもらったが、ザックを担いで雪面第一歩。肩にかかる重さに一抹の不安がよぎる。だらだら登ったり降りたりを繰り返し、緩い尾根を登る。目指す日蔭山の白い斜面が遠い。TMさんは軽快に、TUさんはぐんぐんと前を行き、あっという間に姿が見えなくなる。SHさんはペースを合わせてくれてゆっくりと。待ってもらって休憩を繰り返し、小屋までなんとなく辿りつく。

荷を下ろし、まずはひと休み。TM、TU組はプシュッと一本燃料を補給。午後から黒倉山、小松山の斜面を滑る。雪の腐った斜面の登りも滑りも苦手だが、黒倉山のツリーランは好きだ。今回は自分以外はテレマーカーが3人。跳ねるように滑る後ろ姿がかっこいい。

小屋に戻ると早々に宴会が始まった。天気がいいので、雪をテーブルに外で煮炊き。私がおたおたしている間に、3人が手際よく調理を開始する。モツ煮を前に次から次へとアルコールが出てくる。この燃料があったから足取りも軽かったのか、なるほど。本番は小屋の中で「すき焼き」。久しぶりにたっぷりお肉をいただく。

寒気が来ているらしく、だんだん気温が下がる。禁酒のSHさんが羨ましそうにアルコールを眺める。酒が入らない二人は寝袋に入りこむ。しばらく話は続き、お酒が切れたのを期にこの日は就寝となった。(SI

(26日)
朝3時スキー場の端で準備をして、今日も長い道のりを歩き始める。一日遅れで清津のMKさんと皆の待つ小松原小屋を目指す。夜空が綺麗で、眼下に津南の灯が見える。超デコボコの畑の横断は長く、次第に夜が明けてきた。物見尾根で日が登る。久々のご来光に思わず手を合わせた。

下の代から緩い尾根を辿り、最後沢に降り立ち、そのまま進めば小屋に到着。朝日が眩しい外の雪テラスで、朝食をご馳走になる。美味しかった。昨夜の酒宴の様子を聞いていると、楽しかった一夜が想像できた。ゆっくりしたところで日蔭山に向けて準備をする。

小松山の中腹を渡り、中間の沢を横断して日蔭山に登り詰めた。稜線に出ると圧倒的なスケールで苗場山の北面が現れた。今日は昨日より空気が澄んでいるらしく、辺りの山並みをくっきり見ることが出来る。絶景である。いつも麓から仰ぎ見る日蔭山の大雪渓を試乗会よろしくテレマーカーが、板を代えて滑りまくる。TM師匠の華麗なるターンに溜息か。

記念写真を撮り、いざ滑降へ。広い斜面に思い思いシュプールを描く。沢底に入っても快適な滑りは続き、適当なところでトラバース。振り返るとその大きさなスケールにびっくりする。来た沢を乗り越え黒倉山に登り返す。山頂からのツリーランで一気に小屋まで滑り込むことが出来た。汗をかきつつTUの待ちに待ったビールは、本人の数え間違いで全部飲んでしまったようだ。

パッキングを済ませ、また長い道のりを帰路に着く。畑を過ぎ、ゲレンデに入る頃になるどんどんスキーが滑らなくなる。滑らないどころか、下りラッセルである。車に到着して滑走面をみると、ねっとりと異物が張り付いている。ホッシーさんのブログにあったものと同じようだ。これは何だ。大気汚染物質なのか。何となく不安を覚える最後となった。しかし、いつも憧れに思っていた日蔭山の雪渓を滑ることができ大満足である。そして、何を隠そう日蔭山は十日町市、地元の岳なのである。 (KK記)








ここから長い旅路の始まり












右から
黒倉山
小松山
日蔭山









下の代から緩い尾根を登る













おはようっす












鳥甲山から奥志賀











苗場山北面
まだ行けるか














十日町の最深部
霧の塔











ここまでやってきました















SHが行く











沢底に落ちていく











TM師匠











テレマーク開眼か











遥か市街からここが見えます













黒倉山から一気に小屋へ












昼飯を食べて帰ります

3 件のコメント:

  1. 天気も良くて最高でしたね。羨ましい限りです。
    私は先週ダメだったので明日行く予定だったのですが、子供が熱を出してしまったのでまたもや中止です・・・

    返信削除
  2. おはようございます。子供が小さいうちは仕方ありませんね。気持ちよく山には行きたいですものね。憧れの日蔭山は想像通りの山でした。良き仲間と登り、滑ること出来て大満足です。いよいよスキーも終わりに近づき、寂しいですが。

    返信削除
  3. おっじゃんショ2015/04/28 19:55:00

    おつかれ~♪

    やめられまへんなぁ~ ^^

    返信削除