2015/02/08

2015.2.8 平標山ユウガイヒト沢山スキー

メンバー:TU、KK、MW(ゲスト)
コース  :二居~松手尾根~ユウガイヒト沢
タイム   :5:00二居~7:55松手尾根稜線~9:25一ノ肩~10:55二居

年代毎に地図を眺めると、表記の違いに気がつく。他愛のないことではあるが、今回のユウガイヒト沢の表記は、昭和40年当初の「谷川・苗場集成図」によると、「コウガイヒト沢」になっている。「ユ」と「コ」、下の棒が出るか、出ないか。面白いと思うのは俺だけだろうか。

東京の山岳会の方が、よく滑っているユウガイヒト沢に行ってきた。当初は、平標沢を登り返して二居に戻る予定であったが、天気がもちそうにないので、平標沢の源頭を回りこんで戻ってきた。

朝5時二居を出発。なんだか生温かい風が吹いている。地堂王川の橋に向かう分岐に着くと、昨日のものと思われるトレースが延びていた。きっと我々の目指すコースと同じであろう。砂防工事のための道を進むと堰堤に着いた。そしてセンノ沢に入る。

センノ沢は登りやすく、どんどん標高が上がる。稜線は強風が吹き荒れ、時々ぐらっとくる。途中TUはクトーを装着。残り二人はアイゼンで進む。日白山からの尾根が合わさると、景色が広がった、巻機山の天狗岩が黒々していてすぐに分かった。平標沢の源頭が広がっている。

更に歩を進め、一ノ肩と呼ばれる場所まで着くと谷川方面が望まれる。先月登った万太郎山が仙ノ倉山の肩越しい見えて嬉しくなった。そうこうしているうちに重そうな雲がどんどん降りてきてしまった。山頂には向かわず、今日はここまでとする。

平標沢の源頭を滑り、ユウガイヒト沢のトップに立つ。気持ちよく滑ることが出来るか。スタートすると雪面はモナカ状態。ターンもままならず。沢は立木が目立つものの、うまく凌げば幾分広いバーンも出現。基本的に藪が好きなので気にならないが。沢も中間からは雪質も良くなり思い思いに下ることが出来た。新雪だったら、さぞ気持ちのよい滑りが出来ただろうが。

センノ沢と合流した後は、林道に延びるトレースを追って集落へ。初見のコースを滑ることが出来、満足の一日になった。勿論「こしじ」へGOです。








センノ沢の登り












稜線まであと少し













松手尾根から平標山












東谷山~日白山方面











景色が広がる













谷川方面












いい風景です











モナカに苦戦













途中から快適に













楽しい時は一瞬

2 件のコメント:

  1. 初見のコースはワクワクドキドキがあって楽しいですよね。
    私も地図を眺めてルートを思案しているだけで楽しいです。
    思案ばかりでなく山へ行かなければ絵にかいた餅ですが・・・。

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  2. 稜線から見える越後の山を見た後、家に帰って地図を眺めます。登山道のない、雪の季節にしか登ることのできない山を目指します。と、志をちょっと高めにします。

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