メンバー：ＫＫ（単独）
タイム：清水4:20～大堰堤5:05～稜線7:40～柄沢山8:10～下降開始9:35～清水 10:10
急速な雪解けに焦る気持ちが募る。あとどの位滑ることが出来るだろうか。まだ行っていないところが多いなあ。
前週の駒ケ岳敗退の雪辱を期し、今朝は2時半に起床。三日月が里を照らす中清水に到着。ヘッデンの灯りを頼りにいざ行かん。柄沢川は大きな音を立て、春の水を運んでいる。確実に季節は廻っている事を実感する。川の途中に木々や葉が散乱している。物凄い雪崩が出たようだ。怖い、怖い。
大堰堤を過ぎ、大きく左に曲がったところから右岸尾根に取りつく。斜面がクラストしており、エッジを効かせないと落ちそうだ。ブナの尾根がきれたところでアイゼンを履く。結局稜線までほとんどアイゼン歩行となった。滑ったら下まで行くだろう。
稜線を登りつめ、1年ぶりの奥利根に出会う。いつ見てもいい景色だ。柄沢山の山頂に人の影。山頂の下部で対面。茨城県つくば市の青年だった。上越国境を歩いてみたかった、と言っていた。素晴らしい尾根を十分味わっているようだった。
斜面が緩むまでと思い、つい下ゴトウジ沢へ。5分滑って40分余り登り返した。疲れた。待っていてもなかなか雪面が柔らかくならないので、下降に入った。源頭からいきなりクラストした斜面が始まり、この状態は右俣まで続いた。急なうえにクラストしているので、ずっとジャンプターンの連続。足にきそうだった。沢は雪崩た雪でデコボコ。ブロックも怖いのでどんどん下った。着いてみればまだ10時半。車はこしじに向かうのだった。
夜が明けた
この尾根はアイゼンで
遅い朝日が辺りを暖かくします
柄沢山と涎だらだらの斜面
奥利根の谷
巻機山へ続く稜線
遠くに小沢岳と銅倉尾根
誘惑に負けた下ゴトウジ沢
柄沢川
今日の限定麺：
自家製柚子胡椒のとりラーメン
ＭＵさん元気出して食べに来てね
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