2013/03/07

2013.3.7 白鳥山山スキー

コース:北西尾根

メンバー:SH、KK、GS(ゲスト)

タイム:上路集落6:10~山頂9:40~上路集落11:30


このところ一気に春めいてきて、気温も3月下旬から4月上旬など嬉しいやら、悲しいやら…。山スキーシーズンも後半戦に入っていく。

今日はこの数年来の夢だった頚城山塊白鳥山だ。北アルプスの日本海側に位置し、栂海新道上にある山である。かつて会員のIHと海抜0mから辿った思い出の地である。深夜十日町3時出発。除雪より早い時間。国道をひた走る。う~ん新潟県は広いなあ。糸魚川市市振の道の駅でGSさんと合流。道に迷いながらも何とか上路集落に到着したころは、夜が明けていた。

神社境内の杉林を抜け、ナラ枯れの目立つ尾根を登る。天気は良いが、すっきりした晴れではない。しかし、暑すぎないので却って良かったかも。尾根にはたくさんのトレースがあった。週明けのパウダー狙いの登山者だろうか。でも、本日は我々だけ。実に静かな山行である。

標高881mに着くと白鳥山避難小屋が見えた。目標ができたようで頑張り甲斐がある。隣り合わせの富山側の尾根から派生する斜面が、私たちを魅了する。滑ってみたい!

さして急でもない尾根を詰めれば、北アルプスに延びる稜線が目の前に。その風景を見ながら山頂に到着する。谷の向こうに日本海が窺える。避難小屋を借りて、しばし休憩。とても良い小屋です。

腐りはじめた雪を蹴散らし、いざ下山。稜線からの滑りを楽しんだ後は、前につんのめったりしながら重い春の雪に翻弄されつつ高度を下げる。途中枯たナラの木に生えたているきのこを採った。SHが食するそうだが、後で新聞に出なければよいが。手入れされたスギ林を滑り終えると、春解けの豊富な水が流れる上路集落についた。

帰路、天下の剣「親不知」を観る。当時の人々の苦労を垣間見た。東日本大震災からもうすぐ2年。この穏やかな海が多くの人の命を奪い去ったのかと思うと、手を合わせずにはいられなかった。







稜線の肩に避難小屋が見えた












881mを過ぎると穏やかな尾根が続く












谷の向こうにも涎がだらだらの斜面が












風が強く、汗っかきのSHも今日は濡れていない様子










いつかこの稜線も歩いてみたい












静かな山













快適この上ない避難小屋











広々とした斜面を一気に下る











山スキー最高!












里に向かって滑る











大丈夫か?












親不知海岸

2 件のコメント:

  1. 山のおっさん2013/03/07 20:43:00

    今日採ったきのこは間違いなく、ひらたけです。たぶん新聞には載らないでしょう。明日、食べますよ。今度はもっとたくさん採ってきたいです。

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  2. 随分ときれいな避難小屋ですね。いいなぁ。
    気持ちよさそうな斜面や稜線ばかりですね、私もいつか行ってみたいです。

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