2012/05/07

2012.5.5 白馬岳金山沢山スキー

メンバー:KK,TU,MU,SH


山では大変なことになっていた。そんなこととは知らずに北アルプス白馬岳に行ってきました。

大型連休前半は晴天が続き、蓬峠、苗場山を滑り、後半は巻機山から奥利根に行こうと計画したが…。天気予報は悪化の一途をたどり、二転三転するなか何時しか名ケ山山荘はすっかり居酒屋と化してしまった。次々と開いていくビールの缶を横目に金山沢への期待が膨らんでいった。

1時起床。4人の乗った軽の箱バンが信州へ。時よりフロントガラスに雨粒が当たる。おいおい待ってくれよ。晴れるって約束だろう。相変わらずの馬鹿話をしているうちに猿倉の駐車場に到着。さすがゴールデンウイーク。既にたくさんの車。しかし、軽自動車はない。おらだけか。

支度をし、猿倉山荘のトイレを借りて外に出てみると、何やら知った風体の2人組。なんと清津山の会のS会長、Z君。今日は主稜に行くのであった。安全登山を誓い別れた。わさわさと準備をして出発。一昨年より雪の量は少ない。1時間弱、金山沢出合に到着。まだ上空にはガスがかかるが、流れは速い。いい天気になりそうだ。途中ブロックの落ちた箇所を過ぎると、後は稜線に向かって一直線。高度を上げるにしたがい北アルプスの雄大な景色が広がっていく。越後にはない景色だ。

またしても久しぶりになってしまったS山行部長はなかなかペースが上がらない。更にこのところ夫婦仲の悪さ?が露呈してきたM子夫人もゆっくりマイペースだ。焦ることはない、楽しんでいこう。急登をやり過ごすと広い大地に着く。ここで雪の壁を築き、二人を待つ。なんだかんだといってもM子夫人を心配する夫である。あ~。

主稜線までをやり過ごすと日本海へ落ちて行くアルプスが一望である。下からは栂池からの登山者が迫ってくる。さあ、恥をかかないうちに下りましょう。重い雪を蹴散らして滑る。まだ山スキー経験の浅いU夫婦であるが、このところめきめきを腕あげ、我々の出る幕もなくなりそうだ。おらたちを置いていかいないでくれ。中高年を見捨てるな!ブロックの落ちたところは尾根を巻き、後は林道を滑って無事駐車場に到着。後部座席でイチャイチャする二人を睨みつけ、菜の花の咲き乱れる信州路を走って故郷に向かった。







金山沢の取りつき。
雪で埋まっている。














ブロックが落ちている。
流れも口を開け、とても怖かった。














のどを過ぎれば、後は稜線まで開けている














後方に雄大な北アルプスが姿を現す














台地に上がると主稜線がすぐそこに















雪倉、朝日方面














さあ、行きましょう。
今期の修行の成果を見せてください。












S部長を先頭に金山沢を滑って行く














急な斜面もうまくこなしていく














完全復活を待っていますよ!














金山沢全景。
無事終わることができました。



↓アルバムに写真追加しました
20120505金山沢(追加)

3 件のコメント:

  1. 天気に恵まれてよかったですね。
    このままシーズン30山行目指してください!

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  2. 怖さ楽しさ、表裏一体の雪山・山スキーを実感した印象的な山行になりました。
    みんなが笑っている。やっぱり山っていいです。
    私は今季のスキーは終了かな…。今年も最高の山スキーシーズンでした。
    おしどり夫婦のHさんちに半歩くらい近付けたかしら?!

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  3. 遠くから見る山々の雪はどんどん消えています。どこか寂しい気がしますね。早く雪が降らないかなあ、なんてことは言いませんがなんかねえ。これからはいよいよ百姓です。じさの機嫌をとって岩と沢に向かいましょう。
    来年は30回目指すか!

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