2012/05/21

2012.5.20 県連登山祭典-下権現堂山

メンバー:KK,TH,TM,TY,KI (ゲスト)KN,YI


大雪だったのが嘘のように雪国にもやっぱり春がやってきた。道端に生えている草にも愛しい気持ちがめばえる。春はやっぱりいいですね。なんて感傷的になっている傍から厳冬期のラッセルが頭をよぎる。早く雪が降らないかなあ、なんて人には言えませんよね。

下権現堂山行は一昨年に計画されたが、台風の直撃が予想され今年に延期。主管の「みちぐさ山の会」の皆さんには御苦労をおかけしました。ありがとうございました。それにつけても今日の天気はどうだろう。澄みきった青空に魚沼の山々が映えわたる。

県内から40数名の仲間が集まり、下権現堂山から上権現堂山を目指す。気温が上がり、汗が滴る。道々話題に上るのは山菜。登山道脇に生えているぜんまい、こしあぶら、あれやこれや。弥三郎清水はこんこんと涌き、皆の喉を潤してくれる。残雪が出始めると山頂だ。守門、浅草、毛猛山塊、越後三山…。故郷の山が一望だ。

アップダウンが続く尾根を進む。若葉が放つ柔らかな香りが気持ちいい。笑い声が絶えることなく上権現堂山に到着。山頂は雪に覆われ、思い思いに昼食をとる。岳遊塾Nさんのいれるコーヒーが風に漂い、我々の鼻腔を擽る。

昼食を終えるとセレモニー。再来年の担当山岳会に横断幕を渡すのだ。渡されるのは私たち。会のみなさん、次の登山祭典を成功させましょう。越後の山を背に薫風に揺れる幕を握りしめた。








農業を愛するYさんを先頭に坂を登る














弥三郎清水は大きな岩の下からコンコンと涌いていた











ブナの緑、田んぼにはられた水は鏡のごとく













今冬も訪れた守門岳
来年も新雪を滑りたい













下権現堂山頂にて












下権現堂山から上権現堂山へ














残雪が多く残る稜線














下権現堂山で憩う

3 件のコメント:

  1. やっぱりこの時期は最高ですね。
    スカウト部長の隠し玉、KNさんついに入会でしょうか?期待しています。

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  3. 爽やかな陽気の中皆でワイワイと登りました。普段会うことのない仲間とおしゃべりをしながら楽しむことが出来ました。これからは名の通った沢に行きたいと思っています。

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