メンバー:KK(L) MU(記録)
コースタイム:4:00 清水着
4:25 登高開始
8:30 上越国境稜線 ~下ゴトウジ沢滑降(1450m付近まで)
11:00 上越国境稜線へ登り返し ~柄沢川滑降
12:00 清水着
13:00 中華こしじ着 限定麺食し帰路につく
この日の計画段階でKさんより「いっちょハードにいきますか!」とのメール。
ハードな山行からしばし遠ざかっていた私は内心ドキドキしていた。
柄沢山は過去何度かの経験があったが、稜線から奥利根川へ滑り込み、登り返して清水へ帰る計画…。
雪質や体調によってはとてつもない苦労が待っていることは容易に想像できた。
埼玉を1:30に出発し、4:00前に清水に到着。
こんなにたくさん星があったんだなあ…と思い出させてくれる夜空を眺めながらKさんの到着を待つ。
準備を済ませ、たった4日ぶりの再開となるふたりはヘッドライトの明かりの中、歩き始めるが、5時にはすっかり明るくなる。
去年の春山合宿とほぼ同じルートでその時の思い出話などしながら国境稜線へ向かう。
1050m付近まで柄沢川を遡り、そこから左手の尾根に取り付く。
2011春山合宿の記事
1450m付近までは、クラストしていてもなんとかシール登高が可能であったが、 その先の細尾根はスキーを担いでキックステップで登る。
「危なくて親には見せらんないねえ。」と言われながら、背中のスキーに振り回されそうになりつつ進む。
…お母さん、ブログ見てますけどね(-_-;)
どうか、どうか下りではこの雪がいくらか緩みますように。そしてできれば腐りきらないくらいの雪質で降りてこられますように…と願いながら歩く。
群馬県側から稜線を越えてガスが昇り、奥利根方面の展望が危ぶまれる。
予定よりやや早く、8:30に国境稜線1800m付近に到着。
ガスも晴れてきて、奥利根の山々も一望できた。
大変な思いをして登ってきたことを忘れてしまう、この斜面!
しかも、もちろん二人占め。
東側であり、日があたり程よく緩んだ雪。一部ウェーブとなった部分もあったが、少し避ければ快適そのもの。どこまでも滑り降りてしまいたくなる誘惑の源頭部滑降。
登り返しの現実に引き戻され、1450mほどの所で滑降停止し、惜しみつつ下ゴトウジ沢を後にする。
休息の後、国境稜線まで登り返すが、この時になって疲れていたことに気がつく。
Kさんは…まったく疲れていない様子。朝と同じペースで登っていく。
11:00、稜線に再度到着。
これから滑り降りる斜面を前に、疲労感は吹き飛ぶ。
幾筋かのシュプールの描かれた柄沢源頭部を下る。
願いは届き、「程よく緩んで腐りすぎない」ベストコンディション。
下手な私でも楽しむことができる斜度と雪質。
滑ってきたカールを振り返る。
あちこちでブロックが落ちており、季節の進みを実感しつつ気を引き締める。
安全地帯まで下りてホッとする。
下りも快適だったので、12:00に清水に到着。
もちろん次なるお楽しみ、「中華こしじ」へと向かう。
この日の限定麺は「春キャベツと海老の塩らーめん」。ふたりとも迷わずこれに決定。
ちょっとだけ迷って私は大盛りを注文。
心も体も胃袋も大満足で帰路についた。
お疲れ様でした。数年前SHと春合宿で辿った時、下ゴトウジ沢を滑りたいものだと思いました。念願かない満足しています。先の左岸尾根、そして今回といつもとは違ったルートを登ることができ、同じ山でも違うルートをとるとまた新鮮であり、これからもとらわれないコースを探して山登りをしたいものですね。
返信削除午後から仕事に出ました。あまりの顔の形相に同僚が唖然としていました。社会人たるものこれでよいのか。
次回もがんばりましょう。
あの後、仕事に行ったんですか!?
返信削除そのパワーは一体どこから湧いてくるのでしょうか…?
私はパーキングで休み休み、なんとか帰宅しました。
次はどこでしょう(´∀`)?
月末、晴れればいいなあ。
明日は珍しく山以外のイベント♪楽しんできます!
柄沢山は、どの尾根を登っても急登。
返信削除ガリガリ凍結の中、午前4時過ぎから登られるなんて凄いですね~。
そして登り返し標高差約350m、いやぁ~恐れ入りました!
こんにちは。ブログ読ませていただいてます。
削除EVA父さん様の勢いにも恐れ入ります!
お天気に助けられてなんとか行ってこられました。
奥利根の静かな佇まい、いい雰囲気でした。