2023/07/25

2023.7.22-23 会津駒ケ岳

 

会津駒ケ岳 中門岳への登山道

メンバー:SO MI TH ET(ゲスト) 4名
コース :滝沢登山口 ~ 会津駒ケ岳と中門岳 ~ キリンテ登山口

 1泊2日の会山行。日帰りにするか、泊まりにするか、はたまた日帰りの山を2座にするか民宿にするか、などなかなか決まらないでいた。泊まってみたい駒の小屋もキャンセル待ちでようやくこちらは人数を確保できた。その後メンバーにもキャンセルがあったり想定外の出来事も出てきたが、最後には当初の希望通り、小屋泊まりで下山は歩いてみたかったキリンテに決定した。
 
 久し振りに自炊道具やら飲み物や食料などをあれこれ大きめのザックに詰め込んで登山口を出発。いつもより遅い時刻の出発で日も高くなってからの樹林帯の登りは汗が出る!出る!
それでも身体は重さと暑さにも徐々に慣れていった。水場を過ぎてひと登りしたら山頂が見えてきてテンションもアップ。可憐な花々も次々とお目見えし、今夜のお宿、駒の小屋が見えて達成感がじわじわと。

 憧れの駒の小屋での楽しい食事タイム、夕日と日の出、中門岳までの稜線歩き、キリンテに向かってメインの大津岐峠までの大小の草原や湿原を通る尾根歩きなど、充実した2日間の山行であった。

8:50分に滝沢登山口を出発。梅雨明けしていい天気


水場。こんなにベンチがあったんだっけ、記憶にない

樹林帯から湿原に変わって、山頂も見えてきた

駒の小屋。このあと、山頂から帰ってきて1階の左側にある自炊室で常連客や私たちを含めた宿泊者12名で、小屋のご主人らと会話しながら夕食と差し入れで頂いたアルコールなどでとても楽しいひと時を過ごした。

駒の小屋の前の駒ノ大池から山頂を見る。ワタスゲやチングルマが咲いていた

駒ノ大池の先にはピンク色のハクサンコザクラが見頃。皆さん撮影に夢中

雲行きが怪しくなってきたが、山頂へ向かいます

斜面にコバイケイソウがちょうど見頃。こんなにコバイケイソウの花を見たのは初めて。

山頂から中門岳に向かうと案の定雨があたって来たので、中門岳は明日にして小屋へ帰る。雨はちょうど夕日が沈む頃には止んで夕日を見ることができた。写真よりもっと真っ赤な夕日だった。

翌朝の朝日。山で見るご来光は久し振り

4:50分 もう一度山頂へ向かう

朝日を浴びる駒の小屋。燧ヶ岳も見える

山頂手前から駒の小屋と燧ヶ岳

シャクナゲと燧ヶ岳と至仏山。シャクナゲはまだ、蕾のものもあり、たくさん見ることができた
会津駒ケ岳山頂

山頂から中門岳に向かいます。越後三山や三岩岳などもみえて気持ちの良い稜線で散歩気分。花も多い

いい景色

ここにもコバイケイソウが斜面いっぱいに咲いていた

中門岳に到着。ここまでは晴れていたが、このあとはガスが上がってきた

最奥まで行ったらすっかりガスってしまい、小屋に戻り、キリンテに向かうがなかなかガスは上がらなかった。

小屋からキリンテに向かってしばらく行ったところ。後ろの稜線をどんどん歩いて行った。こちらでは今までなかった花(ハクサンチドリ、コウゾリナ、シナノキンバイ、ベニサラサドウダンツツジなど)が見られた。

こんな小さなピークを行ったり大小の湿原が10以上はあったと思う。渋い感じの登山道だが趣があっていい

下るとまたまた湿原。大津岐峠が近くなってきた

振り返れば、ガスが上がって中門岳から駒ケ岳まで見えてよかった。ずいぶん遠くになった

よおうやくキリンテと御池への登山道の分岐、大津岐峠に到着。前方に見える燧ヶ岳も中間から上はガスの中だった

キリンテへの登山道は降りて行くに従って落ち葉の積もったとても歩きやすい道で足元を気にする急な下り道もなかった。最後にキリンテ沢の橋を渡るとすぐに登山口だった


国道脇に大きな登山口の標柱。2日間楽しい山行だった





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