2023/07/21

2023.7.16 水無川大倉鉱山跡

メンバー:TM KK

コース:水無川マス沢~

レポート:KK


遺産を辿る旅

バイブル

猛暑が続く。秋田で水害が発生たり、不順な天候だ。今日はM師匠と鉱山跡巡礼。旧大和町水無川大倉鉱山跡へ行ってきた。前夜、以前発行された「地底のシリウス」を再読して概要を頭に入れてきたが、師匠の話を聞く方が早かった。

水無川サイクリングロードは、取り付きから通行止めになっていた。トボトボと舗装道路を歩く。ロードは荒れているが、少し手を加えれば十分楽しめるのに残念だ。渓の先にオツルミズサワ、越後駒ケ岳が見えて気持ちがいい。右岸には、若かりし頃岩トレで通った「猿岩」が垣間見えた。

ロードはマス沢手前で二手に分かれる。我々は上流に向かう砂防堰堤工事の作業道らしき方へ。藪に覆われた中、東屋があった。何のためのものだろうか。第3堰堤の手前で密藪に突入。鉱山跡探索の始まりだ。

今回で何回目か忘れるくらい通っているM師匠。すいすいと勝手知ったる藪を漕いで行く。そして早くも当時を思い描かせる石垣登場。更に上に向かうと、ぽっかりと斜面に大きな穴が空いていた。坑道である。しかし、もう一つ大きな坑道があるらしかったが、通り過ぎてしまったようだ。熱中症になりそうな天候を考慮して、今回はこれまでとした。

次に目指したのが、お昼の場所だ。第3堰堤を越えて沢を遡る。堰堤の上に出ようとしたら、なんと釣り人二人に出会う。県外の方だった。沢は、大きな岩を越えていく。そして、「行者滝」と「祭りの大岩」と称する場所に到着して、そこを終点とした。炎天下、師匠が取り出した「徳用モツ煮」を腹に収めて下山した。沢の対岸に郡界尾根が連なっている。「アオリに行かねば」と師匠が呟いた。


スタート

青春の猿岩

水無川渓谷

オツルミズサワが見える

おお!石垣だ!

藪を分け入る

坑道

大堰堤を越える

釣り人とスライド

川原で憩う

大岩だらけ

水に飛び込む

今日は徳用。腹にぐっと来た

祭り岩で

下山

郡界尾根

何故に東屋が

帰路

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