2023/06/19

2023.6.18 会津蒲生岳

メンバー:KK TM

コース:久保コース

レポート:KK


会津のマッターホルン

とんがっていた

六十里越トンネルを越えたあたりで、二人の携帯のアラームがけたたましい音を立てて鳴り響いた。また北朝鮮がミサイルをぶっ放したかと思ったらそうではなかった。魚沼地方に洪水の恐れがあるので、全員速やかに避難しろというのである。会津の空は雲もなく、梅雨の晴れ間を満喫している。念のため大白川のM師匠の知り合いに電話してみるが、旦那はのんきに出かけているらしい。だって、雲一つないのだから。何故?我々にだけ?祟りか!

今日はM師匠と、一度登ってみたかった蒲生岳へやってきた。標高は828mと我が黒姫山より低いが、そのとんがり型は会津のマッターホルンと呼ばれている。まさにいきなり天空に突き出ている山だ。駐車場には数台の車があった。遠く青森ナンバーもあり、ちょっと唸ってしまった。今年復活した只見線の踏切を渡って少し歩くと、軽トラに追い越される。登山口で折れるところで止まった。我々を待っているようだ。運転席のおじさんが、窓から蒲生岳のパンフレットを差し出し、楽しいで来いと送り出してくれた。山登りは旅だなあと再度歩き始めたら、後方でカンカンと列車が来る知らせ。蒲生駅まで少し戻り写真を撮り、乗客の皆さんに手を振って別れる。

外見とおり登山道は、一気に山頂を目指していた。鎖、ロープのオンパレードだ。どんどんと標高があがる。谷間に点在する只見の集落が俯瞰できる。会津の山の向こうに浅草岳が雪を残していた。最後にひょこんと山頂に出た。山頂からの展望は素晴らしく、奥深い会津の山並みを堪能できた。

山頂から少し離れたところで昼食とした。30度越が予想されているが、M師匠が用意してくれたのは、辛い味付けのモツ煮だ。なんだかとても美味かった。汗っかきのM師匠は、汗をダラダラ垂らしながら食べていた。下山は同ルートを辿った。転がるように下り、あっという間に登山口に着いた。

名水「上原清水」で喉を潤し、てくてくと駐車場に戻る。帰路せっかくなので只見駅に寄る。今日は特別列車が走るそうで、駐車場はほぼ満車状態。ちなみに、只見線沿線ではあちらこちらで撮り鉄の方々が高そうなカメラを構えていた。特に大白川駅ではお祭り状態だった。


いきなりの雄姿

復活只見線

守り神

急登始まる

一気に高度が上がる

浅草岳早坂尾根

西壁ルートへ

なだらかな早坂尾根

会津の山はとんがっている

山頂下で昼食

下山もしんどい

鼻毛通し

名水


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