2022/07/11

2022.7.9 持倉鉱山跡

メンバー:KK TMさん

コース:五十母川~


我先人たち

驚きと尊敬

日本各地の残る鉱山跡は、資源の少ない日本の経済成長を支えた象徴的な遺跡である。まさかこんなところまで、と思い知らされる場所にそれはある。それは、こんなところにも田んぼの跡が、と同じである。昔の人は偉かった。

今日もTMさんと一緒。TMさんの興味は、果てしなく続いているのである。本日の現場は、下越三川の持倉鉱山跡だ。位置関係もよくわからないが、日本平山の下の方、というくらいしか言えない。十日町から下越の山までは、とても遠いのである。日頃の愚痴などを言いながら車を走らせること2時間余り。林道の退避所、やっぱり誰も居ない。

今日の目的は、五十母川を遡り、その奥にあるとされる学校跡まで行くこと。どんな危険が待ち受けているのか。五十母川は、そもそも暴れ川らしく、砂防堰堤が新旧混ぜ合わせて沢山あった。

林道を歩くこと15分余り、早くも製錬所が現れる。おお!これぞ遺跡だ。しっかりした建造物は、当時の盛況ぶりを偲ばせる。そして足は次の目的地「坑口」「発電所」と「学校跡」だ。堰堤を越えること数度。いい加減にしてくれと思った矢先「出た~!」。川内名物「ヤマビル」。スパッツに食らいついていた。多少覚悟はしていたが、やっぱり実物は気持ち悪い。

穏やかだった川は、徐々に険しくなり、遂に大滝に出くわしてしまった。巻くに巻けないこともないが、帰りの時間もあるので、今日はここで勘弁してもらった。今回の山行で、私たちが参考にしたのが「川内山鉱山跡:吉田忠著」である。詳細な検分で、これを辿れば目的地にたどり着くはずと思われたが、まだまだ甘かったようだ。

とても残念そうなTMさんだが、次の目的に向かって沸々と闘志を燃やしていることだろう。

いざ!

う~ん

神社跡

川を渡る

出た!!

素晴らしい

綺麗な川

古い堰堤

徐々に険しくなる

大滝現る

金物

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奥が深い

2 件のコメント:

  1. MTさんの鉱山跡への飽くなき探求心は本物ですね。
    そして共に立ち向かうKKさんも凄い!と思います。
    古きモノ達への哀愁が漂います。

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  2. おかげで、見知らぬ土地に行かれて見聞が広がります‼️今度はご一緒に。

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