2020/05/13

2020.5.13 読書三昧の日々Ⅱ-2

書名:脱出記
著者:ラウイッツ,スラヴォミール
訳   :海津正彦
発行元:ヴィレッジブックス
読んだ人:KK

頼れるのは自分の足

人生、諦めてはいけない
人生60年余り生きてきたが、過去に理不尽な目に遭ったこともある。良かれと思ってやったことや、世間一般に正しいとされていることをしたのに、なんでそんなことを言われなくてはならないのだ、なんでそんな仕打ちを受けなければならないのだと。それが世間だと一概に割り切れずに一人涙したこともあった。(いつだったか忘れたが)

この本は、我が身の取るに足りない不満など、はるか宇宙の彼方に吹き飛んでしまう体験記だ。タイトル通り、酷寒のシベリアからインドまで、幾多の生命の危機を乗り越え、その結果自由を手にしたのである。人間希望を捨てずに、今やれることを必死にやる。コロナに負けずに毎日を過ごそう。

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