メンバー:KK TM(みちぐさ)
コース:駒の湯~佐梨沢林道~鉱山道
おだまきの山行ブログが始まった当初以来、2度目の金山台地。紅葉はどうだろうとTMさんと出かけてみた。私は百姓で2ヶ月ぶり、TMさんは、連日の米との闘い。気分一新、気持ちのいい山行ができた。
前回は、佐梨沢橋まで車が行ったが、今回は駒の湯からのスタート。綺麗に整備された林道は、きっと何かの工事の為だろう。おかけで歩きやすい。近況を報告し合いながら歩くこと1時間弱。あっという間に桑ノ木沢出合。おお!何ということだろう。刈払いがされいる。ありがたく使わせて頂き、細尾根を登る。急登をぐいぐい登ったら「山の神」。安全を祈願して先を急ぐ。うすらでかいスズメバチがワンワンいっている。
朝露に濡れた、斜めトラバース道を滑りながら進む。延びた菅が足をからんでつんのめりそうになる。樹林帯を抜けると金山沢奥壁が徐々に姿を現した。凄い、凄いと感動するも足元が危ない。下を見れば、沢まで一直線のスラブになっている。幾度か小尾根を曲がった先に金山台地。沢の向こうには、鉱山試掘跡の洞穴。感動ものだ。緊張が緩み、振り返ると毛猛の檜岳が尖って見えた。
ゆっくりと食事を楽しみたいが、なんせ陽が当たらず寒くなり下山することにした。TMさんがボイルしてくれたソーセージが旨かった。下り勾配の鉱山道は危険が増している。相変わらず菅に足を取られつつ、濡れた岩でつるんといかないよう慎重に歩く。時折、「ぐわ~」と雪渓が動く不気味な音がする。郡界尾根が徐々に日に照らされる頃、やっと樹林帯に戻る。「安全に行ってきました」と山の神にお祈りするが、特大スズメバチが周りをブンブン飛び回り威嚇する。怖い!
急坂をどんどん下って出合へ。夏にここでキャンプをしようとTMさん。次の秘境?の話をしながら駒の湯に着いた。
佐梨沢橋を渡る
魅力的な郡界尾根
桑ノ木沢出合
山の神
明治26年と彫ってある
いよいよ鉱山道
スラブが楽しそうだ
濡れ濡れ
幾度かの小尾根を回り込む
金山台地から試掘跡の洞窟
断ち割ったような雪渓
旨かったソーセージ
帰りも緊張は続いた
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