コース:小赤沢~北面
タイム:林道分岐5:25~三合目5:55~ダケカンバの森7:15~山頂9:00~
三合目11:05~分岐12:00
霧ノ塔をバックに |
バシャ、バシャと屋根を叩く音。エ~、雨?絶対の晴日と信じていたが、雨音は一層激しくなるばかり。嘘でしょう、と思っても現実は厳しい。雨の中I宅へ。少しは小降りになったが、かなり意気消沈気味。上ノ原林道分岐で通行止めの看板。3合目の駐車場まで行けるだろうが、ここからスタートすることにする。
まずは30分の歩き。落石多数で、車で行っていけないこともないが、安全第一。3合目から沢伝いに入り、途中から登山道の尾根に出た。なんと雪がない。またしてもスキーを担ぎ、歩きづらい道を4合目まで。思った通りここから雪は十分ついていた。
シラビソの林を抜けるとダケカンバの森だ。一気に景色が開けた。少し休憩をとり、トラバース気味に猿面尾根に向かう。尾根に出ると十日町最奥地区、日蔭山、霧ノ塔が対岸に聳える。北面を一気に登るが、最後の急登は藪とクラストのためスキーを担ぐ。そして程なく山頂へ。
山頂の道標は、頭がすれすれ出ていた。雨のお蔭か、空気が澄み、妙高~火打、そして北アルプスが見渡せた。端の方には槍ヶ岳から穂高まで。素晴らしい!谷川方面は、まだ深い霧の中にあり、山頂部分が窺えるだけである。
小屋の脇で休憩。雪の緩むのを待つが、風が冷たくて下山することにする。まだ白い湿原を後にする。山頂直下の急斜面はガリガリで、緊張の中横滑りでしのぐ。ちょうど樹木が切れる辺りで広大な斜面に入る。雪は緩み、歓声を上げながら滑った。更に下までと思ったが、登り返しが辛そうなので中止した。斜面の途中から左にトラバースし、山頂からのルンゼに入る。多少木の枝などが気になったが一気にダケカンバの森へ。あっという間だった。
あとは来た道を戻り、3合目へ。やはり車が入っていた。でも2台だけ。静かな連休の幕開けだった。
林道スタート
4合目再スタート
癒しのダケカンバ
ガスの中から鳥甲山
後は猿面峰
トラバースが続く
最後担ぐ
雄叫びを上げるIさん
山頂の道標 頭だけ
槍~穂高全景
妙高~火打全景
雪の湿原
山頂直下
快適広々バーン
大きく回り込む
ルンゼ
あっという間の滑り
ホッシーさんの
グレートトラバース
頑張ってますなぁ~。
返信削除こちらではMt.ベジタブルの成長が早くて、気をもむ日々ですてぇ。
苗場山麓のバンブーは十日も早まるろっかのぉ~。
遅れを取り戻さんとの~。いよいよ田んぼですて。花の山に連れて行ってくださいな。
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