コース:小倉尾根
レポート:KK
駒ヶ岳は大きい |
朝5時、駒の湯まで車が入った。他に登山者無。当然か。ちょっと重い荷を背に吊橋を渡る。なんと、まだ踏み板は1枚だけだ。これが正しい駒の入山だ。相変わらずのばか話をしながら急登を登る。駒の小屋を管理されている皆さんは、登山道も整備してくれているのだろう、足元が綺麗である。そのおかげか、イワウチワの可憐な花が、幸せに導いてくれるごとく道脇に咲きほこっていた。
鎖場を過ぎた辺りで雪渓出現。急な斜面をキックステップで上がる。雪山ではほとんど見かけることがない私の「コフラック」が、力強く前に進む。更にひと登りすると小倉山だ。ここから見る駒ヶ岳の雄姿は、惚れ惚れする。後は、山頂に向かって残雪の稜線を歩くだけだ。
定時交信だと、TUは既に山頂にいるらしく、せめて小屋まで登って来いとの指示。我々はやや疲れ気味で、足取りも重い。前駒に着くと、何ということだろう、小屋方面から下山者1人。どう見てもTUだろう。一同安堵の顔。前駒で劇的な再会を果たし、家から持ってきたウド、木の芽、しょっぱい味噌漬けで昼食を摂る。風が強く、寒いので早々に下山となった。
あの長い小倉尾根を下るのかと思うとめげそうになるが、そうしないと家には帰れない。お花ロードをひたすら下り、吊橋に到着。なんと踏み板が全部設置してあった。ありがとうございました。
板1枚
緊張する
花に彩られた道
尾根の途中から姿を現す
結構急な斜面
荒沢岳をバックに
クラック有
前駒
最後の頑張り
TUが降りてきた
巻機山から藪縦走
ご苦労様
仲良く下山
雪を繋ぐ
安心しました
恥ずかしながら、私、小倉尾根は登ったことがないのです。今年中に一度は登ってみようと思いました。縦走中に会える山の友がいるってとてもすばらしいことですね。
返信削除小倉尾根はぜひ登ってください。紅葉の季節がいいでしょうか。
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