タイム:桜沢5:30~ニセ巻機7:50~巻機山8:35~牛ヶ岳8:50~滑降開始9:10
~枝沢出合9:25~登山道10:20~桜坂13:20
越後三山 素敵な山域に私たちは住んでいる |
久々にスキーをザックに括り付けて登りだ。足元は使い慣れた足袋。足袋最高!いいペースで進み、途中多少の雪はあったものの、巻機山山頂まで3時間で這い上がった。せっかくなので、途中ザックをデポして牛ヶ岳まで足を延ばし、TUさんが辿った遥か藪縦走路を眺める。大変だったろう。
デポ地に戻り滑降の準備をする。以前来たときは6月中旬あたり。雪渓は後退して、登山道からかなり下まで降りたが、今日は5歩位で取付くことができた。ブサノ裏沢はずっと下まで雪が繋がっているようだ。屈折した先は見えないが。さあ、いざ出発。縦溝のデコボコを避けつつ下っていく。途中凍っている筋にスキーを取られそうになるが、概ねナイスザラメだ。
雪渓が屈折している箇所から下を覗く。結構斜面がきつく、これを滑ると登り返しが大変だ。しかし、その先も見てみたいという衝動に駆られ、沢が出ている所までと思い滑り込む。小沢同志の出合で下を覗くと、滝が出ており、その先は奈良沢本流まで雪が繋がっていた。諦めもつきここで終了。おおよそ1,600m位まで下がった。
シールを付けてとも思ったが、つぼ足で直登を試みる。遥か稜線上に登山者が見える。頑張ろう。見上げる稜線は遥か遠い。喘ぎつつ1時間余りで登山道到着。計画では、巻機山山頂から米子沢に下り、ニセ巻登り返しだったが、雪も切れ切れで断念した。
そしてここからが試練の連続だ。下るごとにスキーのテール部分が岩や土に当り、まことに歩きずらいこと夥しい。後向きで降りること度々。軽装のお姉さん方に追い越される始末。やっとで桜坂に着く。
今シーズンは不本意だった。行きたいところも行けず、他の人の山行を羨む日々だった。今年は節目の年であり、来シーズンに向けて体調を維持していこうと決心しながらラーメンをすすった。
来季こそはヌクビ沢から
来季こそは茂倉谷から
早く真っ白になってくれ
巻機山
中央は雪が繋がっているが
登山者の視線を受けて止めた
水芭蕉は可憐だ
遥かなる縦走路
割引岳
真ん中の雪渓を滑る
清らかな水が迸っていた
柄沢山
おお!まだ滑れるぞ!
どうやって行くんだ!
登り返しを開始
登山道が近くなってきた
華麗?シュプールが見えるか
お姉さんの後に続く
「ピリ辛冷やし肉つけ麺」
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