タイム:G津南4:15~圃場4:50~便所6:30~日蔭山8:20~霧ノ塔9:20~
小松原小屋10:55~圃場12:30~G津南13:00
苗場山北面 |
朝3時。かなり眠いが、今日こそはと意気込んで出発する。G津南の道は、まだ除雪されておらず、ゲートから出発となった。最近熊の出没が多いことから、多少の不安はあるが、登り始めるとすっかり忘れてしまった。圃場に入ると、巻機山の肩辺りがオレンジに染まってきた。デコボコの畑を横切り、やっとブナ林に着く。
雪は少なめで、藪が出始めていた。尾根を登り、途中から沢に降り、林道脇を進んだ。黒倉山から霧ノ塔までの稜線がくっきりと見渡せる。少し下って便所に到着。まあ、まあのペースだ。ヤド沢の橋の所は割れて流れが見えた。対岸の斜面を登り、平を過ぎていよいよ小松山へ一直線の尾根に上がった。登りはきつくなく、水平移動が多い。
ぐんぐんと稜線は迫る。神楽方面からのトレースが一本。小松山は山頂下をトラバースし、日蔭山とのコルに出た。おお!なんと素晴らしい!秋山郷の深い沢向こうに鳥甲山が現われた。更に少し行けば、おお!苗場山の北面がど~と!大迫力だ。木々の間を縫って日蔭山の山頂に到着。北面にはまっさらな斜面がずっと続いている。
先に目を転ずれば、霧ノ塔が大きい。距離はあり、一部斜面にクラックがある。萎えそうな気持ちを奮い立たせ、行けるとこまでと決めた。途中、完全に登山道が出ていたのでスキーをデポ。最後の急登も一部登山道が出ていた。キックステップで直登。そしてついに山頂。谷川連峰~巻機山~越後三山がぐるっと見渡すことができた。苗場山の北面は、更に大きい。
気温は高く、ばてる前に下山しようと、早々に下降する。日蔭山が遠く感じた。デポ地点からシールで登り返し。三角雪田を滑ろうかと思ったが、根性がなく止めた。一旦小松山まで行き、小屋を目指してやっと滑降だ。小屋の沢は雪に埋まり、どこも割れていなかった。ヤド沢左岸の台地を下り下ノ代へ。沢を行こうかと思ったが、雪はすっかり重くなり、尾根筋を少しずつ下がり気味に進む。途中ボヨに行く手を阻まれたり、やっとで圃場の端へ。最後は、G津南のゲレンデを最高の滑りでゴールした。
朝が来たぞ
霧ノ塔の頭が見えた
朝日に照らされたブナ林
三山揃踏み
便所小屋に到着
日蔭山三角雪田
鳥甲山の雄姿
苗場山
まだいけるか
日蔭山から霧ノ塔を望む
霧ノ塔山頂から
山頂からその2
釜川横沢源頭
小松原小屋
長旅の終わり
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