コースタイム:1日目 扇沢6:15 種池山荘10:00 新越山荘13:00
2日目 山荘発5:30 鳴沢岳6:10 赤沢岳6:55 スバリ岳9:00 針ノ木岳10:00 針ノ木小屋11:30 大沢小屋13:40 扇沢15:00
6名で賑やかにそして、順調に1泊泊りの登山を楽しんできた。扇沢から柏原新道を登り、種池山荘からは稜線歩き。翌日は4つのピークを越えて針ノ木大雪渓を下って扇沢に下山するという登山だった。天気予報通り、朝から曇っていて雨がいつ降りだすだろうかと気にしながらの登りだった。種池山荘手前からついに雨があたりはじめ、雨具を着る。稜線に出たもののガスで周囲は見えず。その分さまざまな花を見ながら新越山荘までの道のりを楽しむことができた。
それにしても、今年は残雪が多いと聞いてはいたが、登山道や沢にも多くの雪が残っていて驚いた。新越山荘に着いたらさっそく、食堂で『乾杯!』そして夕食まで昼寝、と極楽の時間を過ごす。
翌日は夜明け前からの雨のため、出発を遅らせた。朝一番の鳴沢岳への登りに始まり、4つ目の針ノ木岳の山頂に立つとそれまでちらっとしか姿を見せなかった立山が目の前にど~んと現れ、山頂で登山者の歓声があがった。立山から剣岳の山々、五色ガ原から薬師岳へ続く稜線、遠くに槍ヶ岳、そして真下には遊覧船と深い緑色の黒部湖が!最後の最後に素晴らしい景色を見ることができて一同感動!そして写真の撮りまくりタイム。
いつまでもそこにいたいが、そうもいかない。この先の小屋までの下りは残雪が残り、要注意。アイゼンとピッケルの練習も兼ねてここを通過する者もあり。針ノ木小屋から見える槍ヶ岳や赤牛岳等の山々と名残惜しいが、お別れしていよいよ針ノ木の大雪渓を下る。夏道を下った途中からアイゼンとピッケルを使い、ザクザクと軽快に下った。後は、扇沢まで樹林帯の中を何度か沢を横切り、飽きてきた頃ようやく扇沢に到着。
柏原新道途中から針ノ木岳と扇沢
本日、歩いて行くコース、道のりは長い。
この後、ガスって何も見えなくなった。
種池山荘に行く手前に1か所だけある雪渓
種池山荘と爺ケ岳
ここから新越山荘へ向かう登山者は少ない。
種池山荘から先は花々がいっぱい!シラネアオイ、
シナノキンバイ、シナノキンポウゲ、シャクナゲなど種類もいっぱい。
今が見ごろのキヌガサソウもたくさんあった。
種池山荘から2時間半。ガスが切れて見えた!新越山荘。
新越山荘の付近も雪が多く残っていた。
いやぁ、あるある!アルコールとつまみの数々。
2日目目です。徐々にガスが切れそう。
歩いてきた縦走路を振り返ってみました。
スバリ岳の手前もその先もコマクサの群落が見事でした。
やってきました針ノ木岳。そして見えてきました、
立山と真下には黒部湖。これが見たかった!
姿を現したアルプスの山々に釘づけになる仲間たち。
頑張って来た甲斐がありました。
こちらは五色ケ原。まだまだ当分、
雪はなくなりそうにない感じ。
針ノ木岳から下って行く途中、右はスバリ岳、雪渓はマヤクボ沢。
後方の山は剣岳。すっきりと晴れてきました。
針ノ木小屋への下り、雪が所々についています。
前方に見えるは蓮華岳。今回は出発を遅らせたため,行きません。
見えてきました、針ノ木小屋。やっぱり、残雪が多い。
強い日差しになりました。大雪渓をどんどん下ります。
雪渓の下りで爺ケ岳もよく見えてきました。
賑やかさが伝わってきました。時間に余裕を持った山行をしていきたいですね。
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