コースタイム:戸隠キャンプ場入口P 6:40 一不動避難小屋8:25 五地蔵山9:35 高妻山11:50 同発12:30 六弥勒14:00 (新道経由)牧場15:30 キャンプ場入り口P16:00
15年ぶりの高妻山だった。コースタイムは5時間余りとなっていることと最後の急登は苗場山や妙高山に匹敵するほどなので、目指すにはそれなりの覚悟がいる!と思っているのは私だけか?
今回のお目当てはなんといってもシラネアオイの花をたくさん見ることだ。果たして期待どおりに花は咲いているだろうか?
戸隠キャンプ場入り口に登山者用の広い駐車場ができていた。そこからキャンプ場と抜けていよいよ登山がスタートする。小さな沢を右へ左へと8回ほど渡り、急登、鎖場を過ぎるとそこからは多くの花々が登山者を出迎えてくれているようだった。
五地蔵山からはちょっとアップダウンがあったが、花を見ながらの道のりはそれほど苦をならずに済んだ。しかし、最後の登りはやはりきつかった。下りは六弥勒からの新道を歩いてみた。
この戸隠キャンプ場と先にある牧場を過ぎるといよいよ登山の始まり。
前方の三角形の山は五地蔵山。3時間くらいかかる。
最初の鎖場は岩が濡れていていやらしい感じでした
帯岩といわれる場所。鎖がついているので安心です
鎖場を過ぎてしばらく行くと「氷清水」の水場がある。
周囲はサンカヨウの花がたくさん咲いていました。
登山道両脇にはサンカヨウの花が数多く咲いていて励まされました。
戸隠山との鞍部にある一不動避難小屋。しっかりしています。
稜線に出たところから見る五地蔵山
おぉ、この花は何だ?初めてお目にかかる花でした。調べたらキバナノ
アツモリソウでした。この花がここにだけたくさん自生していました。
貴重な花を見て大感激でした!
他にヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、ミヤマアズマギク、シロバナ
グンナイフウロ、などたくさんの花に出会えました。
一不動避難小屋、戸隠山方面の景色。歩いてきた登山道がわかりますね。
山頂までは見えなかったけれど、焼山と火打山。
残雪がいっぱいあるのがよくわかります。
六弥勒、七薬師、八薬師を越えて九勢至まで来ました。
ここから見る高妻山もすばらしい!
しかし、これから一番の急登だぁ・・・。
登山道脇に次から次へとこのような美しい
シラネアオイが咲いていて飽きることはありません。
最後の急登の途中から下の登山道を見る。
下の数人の登山者がわかるかな?
このあたりのダケカンバはまだ芽吹いていなかった。
とうとうここまで来ました。山頂手前にある十阿弥陀。
山頂まであと少し。このごろごろした岩場を進めばようやく山頂だ。
山頂です。戸隠山が何とか見えています。あとは、残念ながら・・・。
意外と登山者は少なく、静かでゆっくりできました。
下山途中です。六弥勒のピークを目指します。
見えますか?シラネアオイが足元に咲いているのが。
マイズルソウやミツバオーレン、コイワカガミなども
ずっと道沿いにありました。
信州黒姫山です。
初めて歩く新道。牧場までほぼ尾根伝いに下ります。
樹林帯に入ると黙々と下るのみです。
この沢を渡るとそこはもう牧場です。長かったぁ。
ワオッ!キバナノアツモリソウ!!マイッタ@@
返信削除高妻山。会に入会した30年ほど前春行ったきりです。今度登ってみたいです。
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