コース :折居~
タイム :折居4:20~鶏冠ノ嶺5:25~山頂6:10
冬の「折居尾根(仮称)」 |
冬、稜線から眺めるこの登山道は、雪稜と呼ぶにふさわしい、魅力にあふれる細尾根である。案の定、両側が切れている尾根は、木の枝葉がなければスリルに溢れる稜線なのである。手入れのされていない杉林を抜けて「鶏冠ノ嶺(とさかのつんね)」に到着。ここで行程の半分だそうだ。葉が生い茂り、展望が効かない。
登山道は細くなり、雪が付いていたらさぞかし緊張するだろう。幾度かのアップダウンを繰り返すと、辺りはブナの大木が多くなる。山頂が近いことを知らせる。石の階段を上るとポッと山頂に着いた。心なしかぼんやりした天気で、遠くまで見渡せないのが残念だ。せっかくなので鵜川神社まで行き参拝。安全登山を祈願。
山頂に戻り、一人ベンチに座り朝食を摂る。避難小屋に設置されている登山者名簿に目を通すと、4月から凄い数の登山者の名が記載されていた。坂戸山には負けるが、多くの人達に親しまれていることが窺えた。
下山後、農道の外れまで散策。地蔵峠への分岐にある古い石の道標に「まつだい」と彫られているような。田畑は荒れ、かつて人々が営みを紡いできた里に人影はなく、このような山村が日本全国にあると思うと、なんだかとても寂しくなった。
駐車場から10分
折居川を渡ってスタート
地元有志の方作成の道標
鶏冠ノ嶺の看板
辺りは葉で覆われ、展望なし
米山と綾子舞の里
山頂付近のブナ林
高柳の皆さん作成の山名表示板
朝の鵜川神社
山頂から我が里と苗場山
山の中だなあ~
はたして「まつだい」なのか
いつものアングル
0 件のコメント:
コメントを投稿