2016/08/16

2016.8.13-15 烏帽子岳~野口五郎岳~水晶岳

メンバー:MH、SH、CH
 コース  :高瀬ダム~烏帽子岳~野口五郎岳~水晶岳(往復)
タイム  :13日 自宅発3:30~7:30高瀬ダム~8:00登山口
          ~12:45烏帽子小屋13:25~14:20烏帽子岳山頂
          ~16:00烏帽子小屋(泊)
      
      14日 烏帽子小屋発6:00~9:00野口五郎小屋9:25
          ~9:45野口五郎岳~12:05水晶小屋
          ~12:45水晶岳山頂~15:55野口五郎小屋(泊)
      
      15日 野口五郎小屋発5:45~7:45烏帽子小屋~10:50登山口

≪1日目≫
お盆休みの親子山行です。
父がブナ立尾根に、私が水晶岳に行ってみたいということでこのような計画になりました。

まずは車で七倉山荘に向かい、駐車。混んではいましたが、隙間を見つけて山荘のすぐ近くに停めることができました。そこからはタクシーで高瀬ダムへ。
ダムから30分程歩くと登山口があります。そこからブナ立尾根の登りが始まります。

さすがアルプス三大急登です。急な登りが4、5時間ほど続きました。
3キロくらい痩せたんじゃないかと思うくらい汗が大量に流れ、おなかがすきました。
今回のコースは水場が無いということで、1人4~6リットルくらいの水を持って上がっています。(お酒も含めてですが)
「本当にこんなにいるのかよ…」と背中の重さを呪いながら登りましたが、結果としてどこの小屋も水不足だったため、これくらい持って上がって正解だったのでした。

烏帽子小屋に到着。小屋の前には植えたんですか?と思うくらい大量のチシマギキョウが咲いていました。
少し休憩してから烏帽子岳山頂へ。

渋い佇まいの烏帽子小屋
 烏帽子小屋と烏帽子岳の間にはニセ烏帽子があり、小屋からはその姿は見えません。
ニセ烏帽子を越えると、“ホンモノ”が突然ドーンと目の前に現れます。

あまりのかっこよさに、もうここで引き返してもいい気分になってきましたが、もう少し頑張って山頂を目指しました。

山頂の二人。うしろは崖で結構怖いです。
 烏帽子小屋に戻ってこの日の行程は終了。
ふかふかのふとんと涼しい夜風が気持ち良すぎて朝まで爆睡。星空もご来光も見逃しました。

≪2日目≫
朝食を食べながら天気予報を見ていると、どうやら明日の午後から雨らしい。
予定では明日の行程が一番長い。まいったなぁ。
と、いうことで予定変更。今日は水晶岳まで行って水晶小屋に泊まる予定でしたが、明日の行程を短くするために、水晶岳まで行ったら野口五郎小屋まで引き返し、そこで泊まることにしました。明日は野口五郎小屋からブナ立尾根を下って下山するだけです。

ということでまずは野口五郎小屋を目指します。
この日は天気が良く、どこを見ても絶景でした。
さすが北アルプスど真ん中。

立山、後立山方面


野口五郎岳への道。コマクサがたくさん。

水晶岳。今日はあそこまで行って戻ってくるのか…
 野口五郎小屋に到着。受付を済ませ、荷物をできるだけ少なくして水晶を目指します。
この時すでに9時を過ぎていたので、あまりゆっくりはできない旅です。
とはいえ、あまりの絶景に度々足を止めてしまうのでした。
野口五郎小屋。こちらも渋い。

野口五郎岳山頂からの槍

景色に見惚れすぎて崖から落ちないように…

水晶小屋への道。最後少し急です。
 ようやく水晶岳山頂に到着。
正直本当にここまで来れるとは思いませんでした。
“山頂が見えたら登ったことになる”という謎ルールを持つ父が、珍しく率先して山頂に向かったのでした。
水晶岳からの景色
 さて、今日の行程はここで終わりではありません。
ここから野口五郎小屋まで引き返さなくてはいけないのです。
そうです…同じ道を…また…
もう景色を楽しんだりお花を見る気力もない私たちは、「腰が痛い」とか「疲れた」とかぶつぶつ言いながらも歩き続け、4時前にはなんとか小屋に着きました。

≪3日目≫
午後から雨ということなので、とにかく急いで下山。
なんとか雨にはあたらずにすみましたが、ブナ立尾根の下りで足はガクガク。
七倉山荘の温泉にゆっくり浸かって帰りました。

裏銀座の渋い魅力を堪能できた良い旅でした。

4 件のコメント:

  1. 毎度きれいな写真にほれぼれします。
    今度ブログのトップ画像に使わせてもらえればと。
    これはというのを見繕っておいてもらえますか。

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  2. 上高地時代、特権を生かし烏帽子に泊まりました。裏銀座方面はどこにいっても渋い。今度は日本海までですかね。

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  3. じゃりんこ2016/08/18 20:34:00

    TUさん、トップ画像に使っていただけるとは光栄です。
    被写体が良いと写真の腕は多少アレでもきれいに撮れるものですね。今度なんとかしてお送りします。
    裏銀座はほんと渋かったです。また違うルートで行ってみたいです。日本海まで行ってみたいですね(*^_^*)

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  4. ありがとうございます。とりあえず今回はおだまきメール宛に添付してもらえればと。写真の出来は被写体だけではない気もしますね。

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