2016/08/07

2016.7.23-24 雑魚川外ノ沢


昨年もちょうど同じ時期に入っており、それ以外にも数度は足を運んでいる外ノ沢。最後まで詰めた場合の交通手段に難があり、いつも途中までで引き返していた(最後のヤブこぎを回避していたとも言えるが)。そのためここの最大の見所の大ナメ滝も未だ見ていない。今回は自転車を導入、これで車を回収する手段で向かってみる。
入渓者は多く、その大部分が釣り人か。犬連れで来ているパーティーもいくつか。クマ除けにいいかもしれない。犬も楽しげな顔をしている。
見慣れたいくつかの滝とナメ床を越え、適当なところで幕営。ヤナギの仲間だろうか、白い綿毛を大量に撒き散らしている。ほとんど風のない中を綿毛はふわふわ漂いつつ降り積もり、真夏のぼた雪のよう。
幕場より上は伏流したゴーロ。水流が戻り苔生した滝を越えると、大ナメ滝。頭上も大きく開けて涼しい風が通る。
滝から上は徐々に水流が細り、草薮からやがてネマガリタケの藪へ。始めはそれほどでもないが徐々に密度が高くなり遅々として進まず。時速100mとか200m程度か。
登山道に出て下山するまで一人にも会わず。裏岩菅山から岩菅山のなだらかな稜線から魚野川の谷筋を見下ろす。ここもまだ源頭まで詰めたことはない。次は魚野川の藪を漕いでみたものか。

巡視路はとても歩きやすい

隧道


昨年の大雨で斜面が崩れた箇所。
昨年は崩壊直後に入渓したが川底はまだ堆積間もない
砂礫で底なし沼のようだった。
1年も経ちすっかり締まり川原状に。


中流部の岩盤は青味がかる。








1460m付近で幕

伏流区間は結構長い

前衛(?)の苔生した滝

大ナメ滝を最下部より


下部より


中段より

最後のお楽しみ
裏岩菅山あたりから岩菅山を望む



岩菅小屋内部

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