2016/04/10

2016.4.10 巻機山山スキー

メンバー:KK
コース   :井戸尾根
タイム  :清水6:00~6合目7:40~ニセ巻機9:10~巻機山山頂9:45~清水12:05

先週の未丈の山頂で、こんな囁きを聞いてしまった。「先週の阿寺山は林道にも雪があり、山頂まで繋がっていた」ほ~そうか。じゃ、清津Zさんがやった、阿寺山~五竜岳に挑戦してみようと勇躍家を飛び出した。

広堀に着くと林道には雪はなかった。まあ、当然でしょう。暖かったですから。車はどんどん進み隧道口に到着。あれま、雪らしきものは全然ありません。2週間前の話だもの。なくてあたりまえか。じゃ、どうする。このまま家に帰るか。モチベーションはかなり下がったが、ここはお隣の巻機山へ転身と決め、素早く清水に向かった。

雲天前の作業道には轍があり、ここからでも桜坂に行けそうだが、集落を通って行くのが何となく正当のような気がしてそちらに向かう。車は管理棟のまで行けた。帰りの状況からこの2~3日で集落から桜坂まで行けるだろう。ちなみ国道からの作業道は支障がないらしく、桜坂に2台先行車両あり。遠目に見ても井戸の壁には白いものはなく、試練が待っていること確実。

いよいよ今季5回目の巻機山。案の定、登山道は出ており、ドロドロである。兼用靴は歩きづらく、スキーは枝にひっかかり、体力はどんどん奪われる。嬉しいことに、5合目のブナ林から雪が繋がり、歩きやすくなる。昨日のものだろうか、つぼ足トレースが縦横無尽に雪面を闊歩している。藪が出始めているものの、快適に登ることができる。6合目展望台からは、ヌクビ沢行者の滝がはっきり確認できた。

8合目の登りは滑沢の源頭を横切り、1箇所20m程板を外したが、その後は米子沢側にルートを取りニセ巻機へ。トラバース気味に高度を落し、夏の水場方面に下る。3月に滑った小尾根を今日は登った。案外いい感じで山頂に詰め上がることができた。山頂を横目に、奥利根方面を偵察に行く。まだまだ雪はたっぷりあるが、国境稜線までが試練です。下津川山方面も黒いところが目立ち、もうすぐ藪山です。

風が強いので、早々に下山する。登っていた尾根を源頭に向かって滑る。良い感じのザラメでスキーは滑った。ニセ巻機に登り返し、いよいよ大滑降?である。米子沢に張り出した雪庇に注意して、荒れていない斜面を下る。ある程度降りたところから滑沢源頭に入り、そのまま落ちていく。頃合を見計らい7合目の斜面に勢いよく乗り上げる。

快適なザラメが永遠に続けばいいのにと思っていても、あっけなく5合目に着いてしまった。後はスキーを背負い、段差に兼用靴の金具を打ちつけ、ドロドロ、ヨレヨレになって下山した。いよいよ南魚沼方面の山スキーは終わりか。寂しい。





桜坂から井戸の壁












ここからスキーを履く












癒しのブナ林













春です











行者の滝が水を落す













夏道が出ている8合目












谷川方面は霞んでいる











心の山
真ん中を登り、滑る












割引岳











避難小屋全景












国境稜線と小沢岳方面












下津川山とネコブ












滑沢源頭を滑る









3 件のコメント:

  1. 春ですねえ・・・。今年はGWどうしたらいいんでしょう。
    それにしてもそのモチベーションはどこから湧いてくるんですか??

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  2. なんのことはない、やけくそですね。時間を大切にして、もう少し今の感じの山行をしたいです。いよいよ次は、試練の中ノ岳か!無理か!

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  3. 今朝は久々に山に雪が降りましたね。3月以降仕事と家族中心のサイクルになってしまいました。中ノ岳楽しみにしてます!

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