コースタイム: 6:40田子倉只見沢登山口 8:40剣ケ峰 10:15浅草岳
山頂 11:30ムジナ沢カッチ 12:30鬼ケ面山 13:20南岳
14:50六十里登山口
今回は女性だけのパーティー、しかもおばさんふたりと若い娘ふたり。車2台で出発し、六十里登山口に1台を駐車し、中先尾根コース登山口から歩き始めた。朝日に輝く浅草岳がまぶしい。紅葉は登山口付近から少し上までが今、一番の見ごろである。この時季にしては今日は朝から気温も高く、日中はずいぶん暑くなりそうだ。始めの1時間ほどまでは4人一緒の歩みであったが、やはり若い娘たちの歩くペースは速く、徐々にその距離が広がっていく。おばさんふたりは、口のほうだけは急登でも元気なのだが、彼女たちにはついて行けず。
進むにつれてより急登となるが、田子倉湖、周囲の山々が晩秋の彩りに包まれてこの時季ならではの風景が広がっていてどこを見てもきれいだ。また、眼の前の鬼ケ面山の切り立った岸壁はとても見ごたえがあった。その沢にはいまだに雪がたっぷり残っている。
約3時間半かかってようやく浅草岳山頂に到着。あれ?彼女たちがいない、と心配したが、山頂下の木道脇の広場で合流できた。守門岳を眺めながらしばらく休憩。これから向かう鬼ケ面山は過去に一度行ったことがあるが、ほとんど覚えていない。楽しみである。
鬼ケ面山への登山道は思ったより歩きやすく、足に優しい道だった。アップダウンがあり、北岳への登りが一番きつかった。しかし、こちらから見る浅草岳は大きくて新潟県側から見る山とはずいぶん印象が違う。登山道の東側はスパッと切れ落ちていて谷底まで見える。そんな緊張感のある登山道が南岳まで続く。場所によっては田子倉湖もよく見え、高度感を味わえた。
南岳からは行く手にマイクロ中継局が見え、緩やかに下っていくのみだった。車の通る音が近くなり、ようやく登山口に着いた。今日はかなり歩いたなぁ。でも充実した登山となった。
登山口付近から見る 朝日に輝く浅草岳
仮設の橋を渡り、始めはブナ林の中を行く
途中から見えてきた山頂
こちらは鬼ケ面山
だんだん浅草岳が大きく見えてきました
沢にはまだ雪がけっこう残っています
5月にも来たっけなぁ、山頂です
守門岳
浅草岳から鬼ケ面山に向かう
すぐ、左側は切れ落ちた崖
眼下に田子倉湖や山並みがきれいです
鬼ケ面山方面から見る浅草岳
ようやく着いた六十里登山口
稲刈りが終わり、冬を迎えるまでのこの時期は、ちょっと寂しいですが静かで好きです。会越の山々も紅葉に彩られ、晩秋の香りが漂ってくるようです。あと半月くらいで雪の便りも届くでしょう。もう少し山を楽しみましょう。
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