メンバー:SH、TU、MO、NI、SI、UT、KK、Iさん(ゲスト)
タイム:
朝4時、空を見上げればたくさんの星が瞬いている。今日は素晴らし山行になるだろう。
ちょとしたトラブルをものともせず清水の集落から桜坂の駐車場に到着。すると既に奥も手前の駐車スペースも空き無し。たくさんの車が止まり、登山者がどんどん山に向かっていた。結局工事用道路の脇になんとか駐車。しかし、米子沢に入渓するパーテイーは少なかった。
延々と続く堰堤を脇に見てやっと沢に入る。しばらくは、ゴーロの河原を右に左に飛びながら進んでいく。伏流水だった沢に流れが見え始めると、いよいよ沢登りの開始だ。今回は沢デビューから2回目の3人、初沢が1人。ずっと以前に米子沢に来た1人を含め、8人という我が会にとって久々の大所帯パーテイー編成となっている。少しの緊張とたくさんの期待が身体から溢れている。
滑ノ沢出合を過ぎると大滝が現れる。高巻いて落口。この大滝も、冬になればその飛沫さえ残さず雪の下になる。なんという積雪量だろう。いくつかの滝、いくつかの小ゴルジュをやり過ごすうちに、やっと朝陽が私たちを照らしてくれた。暖かい。自然と足が止まり、つい憩ってしまうは仕方ないか。
私たちと相前後しながら千葉の山の会の皆さん、前には元気はつらつの慶応ワンゲル部の若者。みんな歓声を上げながら沢を楽しんでいるようだ。少しずつ稜線が近づいている。そして本日のハイライト数百メートル続く滑だ。こんな景色を身近に感じることのできる我々は、本当に良い地域に住んでいるのだ。ありがたことだ。
滑滝が終わっても小さな滝が出てく。一つ一つを丁寧に登ると、正面の稜線に登山者の姿が見える。終わりが近い。二股を左俣にとり、水場に着けば遡行は終わる。すっかり寛いでしまい、満ち足りた気分に浸る。重い腰をようやく上げて帰路に着く。避難小屋からニセ巻機へ。快晴だ!雲ひとつない。冬の山スキールートを見ながら下山していると、湯ノ谷の喫茶店ウッデイーのYさんに会う。「下界にいるより活き活きしているね。」なんて言われる。ちょっと複雑。
桜坂の駐車場に近づくと寂しげな陽射しが私たちを照らす。でも、まだ時間は3時半なのに。下山後の皆さんの意見は一致。いざこしじへ。我々は店の前で怪しげに開店時間を待つのであった。
川風が冷たい
紅葉の稜線には陽が射しているが
滝を登り終えた仲間
乾いた岩を登る
狭まってきた渓
越後の秀渓
青空に向かって
いよいよ流れが細くなる
この感じがいいですね
もう晩秋の雰囲気
割引岳、ヌクビ沢、天狗岩
もうすぐ冬がやってくる
唐揚げ薬味ソースかけ
アツアツ
お腹いっぱいになりました
パノラマ追加させてもらいました。
返信削除ありがとうございました。久し振りの米子沢は天気に恵まれて最高でしたね。来冬はまた滑りたいものです。それにヌクビ沢、奥利根、牛ヶ岳……。
返信削除