2022/05/08

2022.5.4 火打山 山スキー

 メンバー:SH TH

コース :笹ヶ峰P~山頂~惣兵エ落谷~鍋倉谷~笹ヶ峰P

苗場山の翌日は、天気が安定して晴れ予報の火打山に行くことに。今回はSHも初めての惣兵エ落谷を滑降して周回することにした。。THはこの山では初めての山スキー。技術的にも体力的にもきつそうだが、今季は今しかない!と気合を入れて出発した。

5:45 笹ヶ峰出発、雪は硬く締まっていた。6:36 黒沢の橋に到着。
橋を渡って左の斜面からスキーを担いで上がり、
そこからまたスキーを履いた。

十二曲りの急登をクトーで慎重に登った。
ツボ足の跡より何もない雪面の方が登りやすかった。

その先は雪がほんの数十メートルほど途切れていたので、
シートラでダケカンバやオオシラビソの林の上部まで登った。

富士見平手前からは前日のものと思われるシュプールが残っていた。
眼前に黒沢岳。こちらにもシュプールが何本も確認できた。

新雪を纏い、真っ白な火打山。まだまだ山頂まで長いなぁ…。

黒沢岳左斜面のカチコチトレースをやや緊張しながらトラバースしてやってきました!やっと高谷池ヒュッテに到着。ひと休みして山頂に向かう。続々と登山者が山頂に向かって登っているのが見えた。

山スキーヤーよりツボ足の登山者の方がかなり多い。

天狗の庭から見る天狗原山と金山も真っ白。

天狗の庭を過ぎていよいよ登り。クトーは必要なかった。しだいに風が強くなっていく。早くに登頂して下山して来た登山者によると山頂はかなりの強風ですぐに下って来たという。
しかし、幸いなことに私たちが山頂に着く手前からは
少しずつ強風は収まりつつあった。
この最後の山頂までの長い登りが正念場だ!

息を切らして一歩一歩高度を上げて行けば大きく近づく山頂。しかし、苦しい登り。
新雪がしだいに多くなる。SHは結構直登で高度を稼いでいた。
こちらはマイペースでジグを切って山頂を目指す。

この下が澄川。あれが黒菱山でしょうか?

11時に山頂到着。やや強風だが、耐えられないほどではなかった。

山頂からの妙高山

焼山と北面台地

山頂からハイマツを抜けて影火打の方に移動して計画通り、惣兵エ落谷へ滑降した。
ストップスノーで快適とは言えないが、立木のない斜面を下って行く。




先に滑降して行ったテレマーカーの単独女性の姿はあっという間に見えなくなっていた。

しだいに狭くなったていった沢から広々とした場所で一息つく。下るにつれて上部より快適な滑りになった。サクラ谷との出会いの沢はギリギリ雪が繋がっていた。

あとは、鍋倉谷沿いに広くなったほとんど斜度のない林の中を滑っていくが、下部は平坦になり滑りもできず、シールは付けずに登りモードに切り替えて進んだ。

標高がかなり下がってくると暑さで汗もかなりかいた。そしてようやく笹ヶ峰遊歩道の看板。

しかし、ここから笹ヶ峰Pまでの長かったこと。そのまま板を履いて林道を行く。黒沢橋までに3か所ほど数メートル雪が途切れていて板を脱いでは履いた。

やっと黒沢橋。ここからは板を担いで歩いた。

13時43分、笹ヶ峰登山口に無事到着。
本当に長かったぁ…。しかし、充実した山行であった。




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