2022/05/08

2022.5.3 苗場山 山スキー

 メンバー: SH TH

コース :小赤沢から往復

火打山に行こうか、苗場山に行こうか迷ったが、天気の回復が遅れそうなので、近くの苗場山に決めた。昨年5月4日にツボ足で登った時に1年後は山スキーで行けたらいいな、と密かに思っていた。

天候の回復が遅いと思い、6:50分に出発。他に登山者なし。
車は上ノ原への分岐のかなり手前までしか入れなかった。

上ノ原との分岐地点。雪は多い。

3合目のトイレ手前の沢から登り、夏道へと合流した。
天候回復の兆しは期待できそうだが、山々を覆う黒雲はなかなか
動きそうにない。

それでも猿面峰方面は新雪を纏って美しい。


新雪が1~2センチほどあったおかげでクトーが効き、
急登もそのまま登ることができた。
急登の途中からの風景。
どうやら里の方は天気が回復しつつあるようだ。

 ほぼ夏道付近の沢を詰めたら、笹原の先に坪場。

2度ほど、太陽が顔を出したが、すぐにホワイトアウトに。休憩して様子
を見ていたら、ガスが取れたのでGPSを頼りに山頂へ向かうことにした。

雪原の中でホワイトアウトになり、まったく方向わからず。
しかも眼がおかしくなりそうだった。GPSで確認しながら
行くと目の前に突然、苗場山自然体験交流センターが現れた。

GPSでここが山頂と確認してすぐに交流センターまで戻る。
そこでガスが取れることを期待したが、ガスがとれず
ゆっくり薄っすらと残ったトレース沿いに坪場に向かう。
途中、岐阜県から来た単独山スキーヤーと出会う。

登って来た沢を滑降する。新雪のおかげで板は気持ちよく滑り、
あっという間に急斜面は終わった。昨年、アイゼンで後ろ向きで時間を
かけて慎重に下ったあの時とは大違い。



気持ちの良い斜面は4合目あたりまで続いた。来たトレース沿いに下る。


3合目のトイレ手前に到着。ここからシートラで分岐まで歩く。


分岐からスキーを履いて。しかし、斜度もなく、ブナの実や新芽を
包んでいた殻でスキーは滑らず。それでも歩くよりはまし。

分岐から1㎞ほどあったかもしれない。ようやく車のところまで。
単独者以外の登山者には会わなかったが車は他に3台あった。

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