2019/07/22

2019.7.21 飯士山スラブ 岩トレ

メンバー:IH HY KK
エリア:尾根コース脇スラブ

近くに良いエリアあり
この夏、前穂高岳北尾根に挑むIHさん、HYさんの岩トレに同行した。難しくはないと言われる北尾根も、我々にとってはかなりハードルが高く、二人は春からずっとトレーニングを重ねているのである。残された時間は少なく、今日も完全燃焼で行こうと意気込む。

午前の用事を済ませ、お昼前に十日町を出発。ムシムシ度95%のなかいざ飯士山へ。五十嵐集落の奥、昔のテニスコート跡に車をデポ。車を降りた途端に汗が出始めた。装備を整え、綺麗に刈払いされた登山道を登る。負欠コースを離れ、尾根コースに進み、ここらあたりだろうと枯れ沢に入るも、結局負欠コースの登山道に出、沢出合に戻る。我々の目指すスラブとは違うようだった。

尾根コースを進み、右手に見え隠れするスラブが今日の目標。適当な場所から藪トラバース。安全な場所でハーネスを着け、ロープを出す。下半身がチクチクすると思ったら、蟻が足元から這い上がって噛みついているようだ。やめてくれ~!

スラブの傾斜は概ね緩く、フリクションも効いて登りやすい。しかし、ランニングビレーを取るものがなく、しぜんに雑木のある箇所へと導かれる。ビレーを確認しつつ、ロープを延ばしていく。それにしてもロープを出すととても時間がかかり、時は既に4時を回り始めている。スラブが徐々に雑木で覆われている箇所から登山道を目指すことにした。

沢から吹き上げてくる涼風に癒され、IHさんのビレー解除のコールを待つ。行きまーすと声をかけ、快適に登りつめると登山道に出た。ちょっと臭い汗が頬を伝う。装備を解き、水分を取って下山する。何とはなしに充実した時間を持てた気がする。何故だろう。ある程度最後まで自分らでやれた達成感だろうか。次回は、負欠スラブに挑戦しようと意見が一致。次が楽しみだ。

さあ行こう!
分岐 そして戻って来るのだ
間違えて荒れた沢に入る
正規の道に戻った途中から負欠岩
HYさん 何を思う
フリーで上に
ロープを出して
快適スラブ
一部ぬめり有
最後トラバースして
ひょこっと登山道に出る
この冬狙っている沢


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