2019/06/04

2019.6.2 牛ヶ岳ブサノ裏沢山スキー

メンバー:KK
コース:井戸尾根~牛ヶ岳~ブサノ裏沢
タイム:桜坂4:50~ニセ巻7:20~巻機山7:55~牛ヶ岳8:00
    ~1,600m 8:40~登山道9:35~桜坂12:25

ザ、巻機山
大型連休後、田植えモードに入り、例年通り楽勝かと思われたが、水不足とそして追い打ちをかけるように機械が壊れ、やっと先週終わったのである。心身ともに疲れた5月であった。後は、管理を上手くやり、山行きまくりだ。

これが板納めになるかと思い、奈良沢ブサノ裏沢へ板を担いで行くことにした。家を2時に出ようと思ったが、二度寝をしてしまい、3時出発となり、桜坂は5時前となってしまう。登山道に雪はないだろうとにらみ、足元は足袋だ。軽くて良い。登山者は案外少なく、静かな雰囲気で登る。米子沢、ヌクビ沢、割引沢とも滝は出ているが、まだ雪が詰まっている。春が続いている感じだ。

良いペースで登り上げ、ニセ巻へ。本峰の沢にも雪がたくさん残っている。小屋をすり抜け、巻機山山頂へ。3時間ちょい。いい感じだ。当初鞍部から滑り込もうと計画したが、牛ヶ岳山頂部から雪が繋がっており、そちらから滑ることにした。滑り出しから雪面の状態もいい。縦溝もなく快適。独り占めだ。(誰も来るはずもないが)しかし、下るにつれ縦溝が深くなり、デコボコも多くなってしまう。鞍部からの枝沢の合流部に滝がかかっている所まで滑る。徐々に滝に落ちる水音が大きくなる。滝の落口は大きく口をあけ、清冽な水が迸っていた。

沢は奈良沢川本流まで雪でぎっしり埋まっていて、いつか出合まで滑っていきたいと思う。さあ、稜線まで戻ろう。スキーを背負い、一直線に登るも、見上げる稜線はなかなか近づいてこない。奥深い奥利根の山々を眺めながら、やっと登山道へ到着。その足で巻機山の戻り、登山道脇から米子沢源頭に滑り込む。一瞬の快楽は、次の登り返しへと続き、ニセ巻の方まではとても辛い。

荒い息を整え、試練の下山。なるべくスキーのテールをぶつけないように、後向きスタイルで下った。雪解け水が流れる登山道を時間をかけて降り、まだウグイスの可愛らしい声の響く桜坂の駐車場に着く。名残惜しいが、今シーズンはこれが最後となるだろう。

5合目ブナ林 残雪有
今年も行けなかったヌクビ沢
6合目下の斜面
谷川方面
避難小屋 夏にお世話になる
巻機山はいい山だ
今年は三山を滑った 満足
小沢岳 下津川山とネコブの尾根
いざ滑らん!
どんどん行きます
山頂部を振り返る
滝が顔を出す
登り返して
米子沢へ向かって




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