2018/11/06

2018.11.4 小松原~日蔭山

メンバー:TM MH SH(W) kk


紅葉もすっかり里まで下り、山は晩秋の時期に入ってきた。10月末には、寒気が入り、高い山は白く化粧をしている。「我が家の山」と言ってはばからないH宅の苗場山北面を見に小松原経由で行ってきた。TMさんの赤い実の話、MHさんの高校時代の武勇伝、コケまくるSHの後ろ姿と、楽しい山行になった。

朝6時、薄っすらと明るくなってから出発。木々の葉は落ち、夏は見通しのきかない林の中の登山道も、明るく、気持ちの良い道となっている。巻機山方面から朝日が昇り、温もりを感じる。カサカサと落葉を踏みしめて歩いていると、思わずスキップがしたくなるようだ。SHさんは、今日もキノコがないかキョリョキョリョ。しばらく行くと下ノ代。朝の冷え込みで草たちが真っ白。花を咲かせたようだ。

中ノ代で池塘に出会う。氷が張っている。危ない木道を滑らないように歩き上ノ代。初小松原湿原のMHさん、SHさんに周辺をガイドするが、なかなか信用しない。手には20数年前の地図を持っている。小屋から日蔭山へ。小松山の斜面、日蔭山の斜面が、笹原と共にお出迎え。来年も滑りたいものだ。

尾根に出て振り返れば、十日町の街、南魚沼の街が良く見えてきた。三山そして上越国境に雪が積もっている様子が窺える。ぬかるんだ坂を越えると山頂。苗場山北面が硫黄川の向こうに迫力で迫る。「我が家の山」を堪能する二人。小屋で昼食を摂ろうと思っていたが、風も穏やか、日差しもポカポカだったので、山頂で食べることにした。周りの絶景を見ながらのお昼は、一段と美味しかった。

下山中、TMさんは一所懸命赤い実を採る。マタギの教えから、この実を焼酎に浸けて少しずつ飲むのだそうだ。SHさんは、霧ノ塔まで何とか繋げたいと来年に向けて思案を巡らせている。MHさんは、痛い膝をかばいながら相変わらず面白い話をしていた。小春日和のなか幸せを感じる山行となった。




真っ白の湿原







下ノ代







温かい







のんびりと歩く







霧ノ塔







日蔭山山頂
佇むTMさん






スキーで訪れよう








小松山斜面











日蔭山斜面










越後三山

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