2018/02/08

番外編-読書三昧

タイトル:冒険歌手 珍・世界最悪の旅
著者:峠 恵子
発行所:山と渓谷
読んだ人:KK

ヤマケイからの単行本
おもしろいです!


当初は小学館から文庫本で出版された。
タイトルは解説を書いた椎名誠さんがつけた。


人は何かを求めて旅に出なくてはいけない。親に呆れられようが、世間の人達に後ろ指を指されようが、ある時期別世界に飛び出さなくてはいけない時がある。日常の日々を捨て、先の見えない希望と絶望の暗闇へ勇気を出して飛び出そう!
と、20代の頃そう思い、何をどうしていいのわからないまま過ごしていた。特別これをやりたいというわけでもなかったが、まだ自分にはどこかに自分に合った何か、その何かが何なのか分からずに時間だけが過ぎて、結局何もわからないまま現在に行った居るのである。情けない。

この本は、そんなふわふわの気持ちを打ち砕き、自分の可能性を遥かニューギニヤに求め飛び込んでいった一人の女性の冒険記だ。恵まれた生活を捨て、かつて経験したこともないヨットでの航海、岩登り、現地の人達との交流、同行者との確執など、など。一気に読み進め、あっという間に読み終わった。

今の生活でいいのか、などと自問してみても日々の生活に流される中で、将来に夢(たいした夢ではないが)を見ていたかつての自分をダブらせられた1冊であった。

3 件のコメント:

  1. 以前に阿寺山でお会いした初心者です。KKさんが、今シーズンは雪山にあまり行かれてないようなので、勝手ながら、すごく気になります。昨シーズンにお会いした際には、小生のケガをとても心配してくださったのに。今シーズンこそ、ご一緒したいと思ってます。これも勝手ながら。取り急ぎです…

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  2. 自分の不注意が原因で、今季はまだ開幕に至っていません。焦らずに時期を待っています。暫くは山書の紹介を!

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  3. おっじゃんショ2018/02/08 20:51:00

    まいった~@@、さすが師匠!
    頽廃的小説にもーぶれてますが、早速「冒険歌手」、カートに入れましたてぇ~。

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