コースタイム:1日目 折立7:30 太郎平小屋11:30
2日目 北ノ俣岳5:40 黒部五郎岳8:50 三俣蓮華岳12:55 三俣山荘13:40
3日目 鷲羽岳6:35 水晶岳8:55 祖父岳11:10 雲ノ平山荘12:30
4日目 薬師沢小屋7:40 太郎平小屋10:30 折立13:35
台風5号が過ぎ去り良い天気になるかと思いきや、そうはうまくいかなかった。しかし、予報より山の天気はそれほど悪くはならず、要所要所で展望が開け、天が味方してくれたのではないか、と思った4日間の山行だった。。
2日目は早朝から濃いガスの中を出発。予報では雨が降るという。いつ雨に降られるかと思いながらガスの中を進む。ガスがかかっているので雷鳥はたくさん見た。黒部五郎岳の山頂もガスの中、何も見えず。そこで出会ったのはかわいい顔をしたオコジョ。岩の隙間からちょろっと顔を覗かせては岩の隙間へ、を繰り返していた。初めて見た。
黒部五郎岳山頂からは稜線を下ったが、登りと全く違う登山道。変化があり過ぎて疲れる~!下りで出会った登山者女性2名組のみ。後で地図をよく見たら点線でした。カールの方を選択するべきだった。樹林帯を抜けて草原の中の黒部五郎小舎を見つけた時はやっと着いた、とほっとする。
黒部乗越から三俣蓮華岳の登りに差し掛かるところで、なんと!一気にガスがとれ、鷲羽岳やワリモ岳等が姿を現してくれた。遠くに薬師岳も!目の前の台地は雲ノ平。こんなことが山ではあるのだ!と超感激!この後、またガスがかかるが、今までほどではなく夕方前に槍ヶ岳から燕岳の稜線も姿を現し、大勢の登山者がその雄姿に見とれていた。
3日目、鷲羽岳山頂付近で雲の上にかかる虹を初めて見た。水晶岳から雲ノ平へ向かう途中で雨に降られるも1時間ほどで止み、祖父岳を下ると雲上の草原の散歩道という感じだった。この日の夜は満天の星空が見られた。
4日目 日の出前から周囲の山々が見え、朝日があたる。やっと晴れた。この日は初日から歩いてきた山々が見え、感慨深かった。太郎平でラーメンを食べて一気に折立まで下った。
眼下に有峰湖
薬師岳が見える
もうすぐ太郎平小屋。今日は天気が良い。
太郎平小屋から黒部五郎岳や三俣蓮華岳が見える。
明日はそこを越えて三俣山荘まで行くのだ。
翌日の早朝。濃いガスの中を歩く。周囲はハクサンイチゲの花畑。
花を楽しみながら進み、急登を一歩一歩登ってようやくここまで
来ました。百名山なのに質素。ここにオコジョがいました。
来ました。百名山なのに質素。ここにオコジョがいました。
沢の中の樹林帯を抜けたら、ぽっと黒部五郎小舎に着きました。
なんと、よいロケーション場所で一気に視界が開けた。
遠くに薬師岳。残雪は多く、雪渓が至るところに見られた。
三俣蓮華岳から三俣山荘を遥か下に見る。
鷲羽岳がかっこいい!明日の早朝にアタックだ!
今夜のお宿、三俣山荘。ここもお盆で混んでいた。
夕方前に姿を現した槍ヶ岳、北鎌尾根。燕岳方面の稜線も見えた。
水晶岳の山頂は狭い。さっさと記念撮影を済ませて下山。
祖父岳を越えてようやく来ました、雲ノ平山荘。
造りも立派でテラスもある。
造りも立派でテラスもある。
翌日、水晶岳の後ろから朝日が昇る。
遠くに見えるは笠ケ岳
こちらは三俣蓮華岳
お世話になった雲ノ平山荘の前で。
昨日、登った黒部五郎岳が大きい。
雲ノ平から下って薬師沢小屋に到着。
ここで新潟県連の仲間たちとばったり出会う。
ここで新潟県連の仲間たちとばったり出会う。
太郎平小屋へ向かう途中からの薬師岳。
太郎平小屋でにんにく入りラーメンを食べて元気になりました。
雄大な北アルプス、最高ですね!30年前の黒部五郎の小舎を思い出すなあ。雲ノ平小屋のような家が欲しい!!
返信削除朝日&夕日の当たる山きれいですね!
返信削除私も太郎ラーメン食べればよかった…うまそう…
今回は初めて経験すること、見たことがいくつかありました。山小屋で贅沢な昼食を食べたのも初めて。山の上で本格的なラーメン、また食べたい!
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