2016/03/06

2016.3.5 白鳥山山スキー

メンバー:IH TU KK
コース   :上路~神社裏尾根


2週続けての頚城である。IHの誘いで、2年ぶりの白鳥山に行ってきた。はたして神社裏の壁には雪が付いているだろうか。不安を抱えながら県境へ車を走らせる。

松代道の駅でTUと待ち合わせ、もわ~んとする空気を感じながら糸魚川へ。24時間営業の大型スーパーでIHを拾い、県境の集落上路に着いた。静かな、そしてひっそりとした上路は、深い歴史を持っているのだそうだ。(藤島玄著:越後の山旅)

神社の杉林を抜け、何とか雪を拾って尾根に這い上がることができた。今年の寡雪の中では上出来である。楢枯れの林を通り過ぎていくと、正面に急な壁が立ちふさがる。柔らかい雪面を選んで上がれば、白鳥山の避難小屋が稜線に見えてくる。そして、振り返れば日本海に白い船がぼんやり見える。何というロケーションだ。正面に向きを変えれば、富山県境の尾根が綺麗な線を描いている。

いくつかの起伏の登降を繰り返す。左手に広がる景色は、魚沼に見られない風景。(写真参照)のんびりした登りは、自然とリラックスを生み、IHの口から山の歌が口ずさまれる。温かい風と青空、白い雪。春山がやって来た。山頂に立つ小屋はどんどん近づき、そして北アルプスの峰が、スケール大きく広がって来た。最近になくのんびりとピークに立てた。

雪のテーブルを作り、TU特製ぺミカンほうとう鍋を作る。ぐつぐつ煮えてきた鍋に味噌を投入して完成。ジュルジュルと啜れば体が温まり、満ち足りた気分に浸れる。眼前の北アルプスを眺めながら至福のひと時。後続の登山者は皆下山し、我々も準備をする。

いまいち滑りずらい雪面を、ワアワア言いながら、転びながら、笑いながら、今日はいい一日だ。下るごとに雪は超重くなり、テンションはマックス。声を張り上げながら、立木を避けて行く。もう勘弁してくれと言いたくなった頃、神社の杉林が現れた。後は杉の葉っぱが落ちた林道を滑って車に到着。

時間も早いので親不知海岸を観光し、かつてIHと辿った栂海新道に思いを馳せ帰路に着いた。





尾根下部
今年定番写真=藪











栂海新道に朝日が登る












急壁を登ると白鳥山
小屋が小さく見える










富山県境の尾根













尾根の向こうに海が見えます












♪ヤッケの胸さえ膨らんでくる
♪ああ青春の その思い出に
♪あなたと登りたい 蝶ケ岳










綺麗な斜面













北アルプスが現れる










いやあ、いいですね













特製ぺミカンほうとう鍋












雪庇を越えてドロップイン












山スキー最高!













また来ます











重雪最高!

2 件のコメント:

  1. 絶景を見ながらの食事は最高ですね。先週も山へ行けませんでしたが今週も家族サービスの予定で山へ行けなさそうです。もう近場の里山は完全に賞味期限切れになってしまいましたね。

    返信削除
  2. 消化不良のような地元山スキーが終わろうとしていますね。こんな年が続かないように願いたいです。マンサクが咲いていました。

    返信削除