2016/03/03

2016.3.3 巻機山山スキー

メンバー:SH KK
コース   :井戸尾根
タイム   :清水3:00~桜坂3:40~6合目6:00~ニセ巻7:40~山頂8:15~           清水10:15

3月に入ったらいきなりの大荒れ。昨日の山行をキャンセルしてしまい、MWさんに申し訳なく思っています。休暇を繰越、今日はSHと巻機山へ。かなりの降雪を予想したので、清水を3時に出発することにした。今季最後のラッセルとなるのだろうか。

真夜中の清水をテクテク歩き、林道からスキーを履く。一歩踏み出すと、あれ!スキーが沈まない。なんと南魚沼方面はいくらも降っていないのか。さくさくと歩は進み、1時間ほどで桜坂に到着。汗が出る。登山道に入ると前回より雪は増えており、邪魔なボヨはかなり隠れている。今日は、いつものように尾根を巻くように進み、4合目下に出た。

いよいよ毎度の井戸の壁。ヘッドライトの明かりを頼りに上へ。前回より隙間が開いており、急壁を登っていく。すると、なんだか前が開けてきたと思ったら、壁を登り切っていた。雪の多い時でも苦しむのに、今日は楽勝で登り切ってしまった。暗さゆえの苦労知らずか。後は踝ラッセルを繰り返し、6合目、7合目と通過。空は晴れ渡り、いつもの絶景が広がっていく。

8合目下の急登はクトーを着けやり過ごし、そのままニセ巻まで一気に登る。そして目の前には、たおやかにして秀麗な巻機山がその姿を現す。心の山「巻機山」である。クトーを着けたまま鞍部まで下る。小屋は隠れることなく、今季はこのままなのだろう。トラバース気味に斜面を登り終えると、強風の山頂に着く。三山方面から怪しげな雲が近づいてきた。シールを外し、一気に米子沢源頭へ。

ニセ巻からは、クラストしていない箇所を選びながら下っていく。一部ガリガリ斜面は、横滑り。そしてそのまま7合目まで一気に滑降。雪質も良く、非常に滑りやすい。振り返るとシュプールがくっきり。ブナのツリーランを楽しみ、井戸の壁に突入。エ!こんなに藪が濃かったのか。暗闇で分らなかったが、結構藪は深かったのである。しかし、雪質は変わらず、桜坂まで滑り落ちた。ねっとりしたトレースを辿れば、静かな清水の集落に着いた。




暗闇の井戸の壁
暗さが功を奏した












割引岳に朝日が当たる











7合目からニセ巻へ













この感じが魚沼の山ですね












8合目












ヒヤ~美しい











自然の造形美












避難小屋













相変わらず風が強い











米子沢源頭













ザ巻機山山スキー













快適ツリーラン










今日の限定麺
白菜と豚肉の白塩ラーメン

5 件のコメント:

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  2. ああーーーいいなーーーー!!
    山予定のなくなった水曜は、ジムで黙々と筋トレしていました。次の機会を楽しみにしてます。

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  3. こんにちは。どうもすみませんでした。SHさんのどうしてもシーズンに1回は巻機山の熱意に押されました。この次はぜひ予定を合わせていきましょう。

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  4. 自宅周辺ではかなりいい雪が降っていたのでさぞかし山はいいのだろうと思いましたが魚沼はさほどでもなかったみたいですね。すっかり春のような陽気になってしまい寂しい限りです。

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  5. Zさんがいつもやっている深夜山行のはしくれをやってみました難所井戸の壁が、暗闇のおかげで全然気になることもなく登れました。闇が病みつきになりそうです。

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