2015/07/12

2015.7.11 前穂高岳

メンバー:MO HO TH KK
コース   :上高地~岳沢~重太郎新道
タイム   :岳沢登山口5:45~岳沢小屋7:35~紀美子平10:40~山頂11:30

初北アルプスO君に、上高地から見える穂高を見せてあげたくて、久々にガヤガヤと行ってきた。

上高地は第3の故郷である。かつて、4シーズンほどこの地で過ごさせてもらったのである。隅から隅まで?知っているので、いろいろ講釈してあげた。上高地時代にお世話になった西糸屋さんに寄り、おみやげを置いて登山口に向かった。

天気は快晴。朝日が穂高を染め上げていく。オオシラビソから発せられる香りに、体の芯が何とも言えない落ち着きをもたらす。幾度か通った登山道は、その当時と少しも変わらず、徐々に高度を上げていく。景色が開け、岳沢小屋が見える頃、我々は穂高連峰にすっぽりと囲まれているのを感じる。

小屋のテラスで重太郎新道の様子を伺い、いざ出発。九十九折れの坂道を過ぎると、梯子、鎖などが出現。登山道も狭く、急で少しも気を抜けない。喘ぎ喘ぎ1時間。少し広くなったところで休憩。焼岳の背と同じくなってきたようだ。明神、西穂高などの峰が大きく見える。更に1時間、岳沢のパノラマと呼ばれるところに到着。さすがメジャーな山域。多くの登山者が登っていく。

そして1時間経過。紀美子平に到着。吊り尾根の向こうの奥穂高は目の前である。道標の脇にザックをデポし、山頂を目指す。山頂は意外に遠く、ガレた足元に気をつけながら頑張れば、懐かしいピークに着く。穂高連峰から続く彼方には槍ヶ岳、後立山連峰、常念岳、更には富士山、そして白い煙を上げる御岳山など素晴らしい景色が広がった。思い思いに寛いだ後重い腰を上げる。

紀美子平でTHさんと別れ、また長い長い道を戻ることになる。遥か上高地は眼下の果てのようなところにある。MOさんの溜息と後悔と満足を混ぜ混ぜにした独り言を後ろに、ひたすら下る。小屋で少し休憩をとり、更に下る。最後はへろへろになりながらゴールした。

越後の山もいいが、穂高もやっぱりいいなあ、と実感した一日だった。






河童橋から朝日の焼岳













登山道脇から西穂の稜線












小屋から先
試練が待ち受ける










慎重に登る












初穂高のO君
次は西穂か!











ジャンダルム
最近は多くの方が行っているようだ











前穂高からの眺め
最高の景色です











奥穂をバックに













紀美子平と岳沢










慎重に下って行きましょう










「穂高よさらば」という歌があったなあ
山ガール、ボーイがたくさんいた
涸沢方面はもっとたくさんいただろう
たまにはメジャーな山もいい

2 件のコメント:

  1. おっじゃんショ2015/07/12 15:53:00

    いいなぁ~。ボクもメジャーな山に行きた~い、ミーハー山おっさんになりた~い!

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  2. 夏は北アルプスですね。山ガール、山親父がたくさんいます。上高地の泊まりは、ぜひ西糸屋でお願いします。穂高最高!

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